大成有楽不動産が近く分譲開始する「オーベル練馬春日町ヒルズ]を見学した。練馬春日町駅から徒歩6分の第一種低層住居専用地域に位置し、練馬城址公園(「としまえん」跡地)へも徒歩5分。南向き70㎡超のワイドスパンが特徴だ。
物件は、都営大江戸線練馬春日町駅から徒歩6分、練馬区春日町三丁目の第一種低層住居専用地域に位置する敷地面積約2,279㎡、3階建て全31戸。専有面積は68.40~80.07㎡、価格は未定だが、坪単価は300万円台の後半、400万円には届かない模様。竣工予定は2025年1月下旬。設計・監理はアーバンライフ建築事務所。施工は南海辰村建設。販売代理は伊藤忠ハウジング。
現地は、駅からフラットの高台の一角。従前は賃貸マンションで、周辺は低層戸建て・マンション街。2029年度開園予定の練馬城址公園(前豊島園遊園地)には徒歩5分。
建物は3棟構成で、南向き24戸、東向き5戸、西向き2戸。住戸プランは東向きを除きすべて専有面積70㎡超、6,250~6,500ミリのワイドスパンが特徴。
主な基本性能・設備仕様は、リビング天井高2,550ミリ(1階)・2,400ミリ(2・3階)、顔認証、食洗機、O-range LABOなど。
モデルルーム(コンセプトルーム)オープンから5週目で、来場者は60件超。
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都心へのアクセス(新宿まで直通23分、池袋へ21分、渋谷へ33分)の良さを考えたら坪単価は400万円を突破しても不思議でないと考えていたが、同社はファミリー向けとして平均専有面積を70㎡以上確保したことから、単価は抑制気味で300万円台の後半に設定する模様だ。
現地も確認した。閑静な住宅地だ。単価設定にも納得した。価格は8,000万円台の前半に落ち着くのではないか。高台なので南側の眺望も確認したかったが、工事用シートに覆われていたのでできなかった。図面によると、南側の隣地は4m前後低い戸建て住宅街のようだ。
一部完成した練馬城址公園も見学した。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京– メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は好きな人にはたまらないのだろう。城址公園も年々成長する。
同社本社1階に先月オープンした「OBER LOUNGE(オーベルラウンジ)」は、天井高が約3m超あり、とても気持ちがいい。コンセプトルームは、都内の坪単価にして500万円前後の物件を想定したもので、全体として設備仕様レベルは高い。今回のような「練馬春日町」レベルの設備も設置している。