野村不動産は5月24日、今後分譲するマンション全戸(全棟)にZEH水準を上回る「断熱性能等級6」を満たすと発表。第一弾の「プラウド横浜新子安」の公式HPをオープンした。
また、2024年4月から開始された省エネ性能ラベル表示の努力義務化に伴う対応として、4月以降に建築確認申請を行った分譲・賃貸マンションに第三者評価であるBELSに基づいた省エネ性能ラベルを全物件で掲載する。
「断熱性能等級6以上」は、①国の定める省エネ基準(断熱性能等級4)の仕様に対して2ランク高い仕様②ZEH水準(断熱性能等級5)の仕様に対して1ランク高い仕様③高断熱の住宅になり、冬でも部屋が寒くなりにくく、暖房効率が上がるため光熱費削減に寄与④ヒートショックの低減や室内の上下温度差の低減による居住空間の快適性、作業時の集中力向上など普段の生活にも良い影響を与える-などの特徴がある。世界基準になりつつある。
「プラウド横浜新子安」は、JR新子安・京急線京急新子安駅から徒歩9分、横浜市神奈川区入江一丁目に位置する6階建て全64戸。専有面積は70.00~83.88㎡。竣工予定は2025年6月下旬。
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これはすごい。記者は「断熱性能等級6」基準の戸建ては体験したことがあるが、外断熱のマンションやホテル以外に経験したことがない。同社が標準装備すると発表したのだから、同業他社も追随するのは必至だ。
この冬一番の寒さの中世界水準のUA値0.46を体感「浦和美園 E-フォレスト」(2016/12/7)