マンション管理業協会(理事長:高松茂・三井不動産レジデンシャルサービス会長)は6月11日、定時総会後に懇親会を開き、同協会が推進しているマンション管理適正評価制度の当日現在の登録件数は4,535件であることを公表し、もっとも登録率が高い静岡県浜松市の遠鉄アシストを表彰した。
遠鉄アシスト取締役ビルサービス事業部長・山内友博氏は「同制度はマンション管理の良否を明確に示すモノサシであり、当社が管理する40数棟の管理組合に登録を積極的に呼びかけており、現在登録率は2割ちょっと。今後も登録増に尽力していく」と語った。
また、同社に次いで登録率が高いのはグローブシップ(東京都港区)で、三井不動産レジデンシャルサービス(東京都江東区)、伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)、穴吹コミュニティ(香川県高松市)、日本ハウズイング(東京都新宿区)が1割超であることが分かった。
昨年の懇親会で「会員354社の管理件数の1割で達成できます。ちょうど1割、たった1割」とあいさつして爆笑を買った、同協会副理事長で日本ハウズイング代表取締役社長CEOは「当社は1万棟を管理受託しているが、うち1,000棟が登録しているので、ちょうど1割」と語った。
★5つの登録件数が多い伊藤忠アーバンコミュニティの代表取締役社長で同協会理事の深城浩二氏は「わずか1年間で★2つから★5つを獲得した管理組合があるように、★が低くても登録するよう働きかけていくことが大事」と話した。
同協会は、会員が管理する約100万件の1%に当たる1万件登録を今年度末までに達成する目標を掲げている。
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