大和ハウス工業は1月20日、株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、同社従業員の月例給与水準を改定し、2025年4月1日から年収で平均10%アップさせ、新卒社員の初任給を月額25万円から月額35万円に引き上げることを決定したと発表した。
給与水準の改定(ベースアップ)の対象者は正社員1.6万人で、平均昇給率は23.5%、平均昇給額は92,945円。
新卒初任給は大学卒が350,000円(現行250,000円、昇給額+100,000 円=40%)、大学院卒が362,000円(同262,000円、同+100,000円=38%)、高専・専門学校卒が332,000円(同232,000円、同+100,000円=43%)。
大幅な給与水準の改定について同社は、より安心して意欲的に能力が発揮できる環境を整備するとともに、中長期的に事業の成長を担う人財を確保するためとしており、社会情勢や当社業績を踏まえ、特に若年・中堅層への配分を厚くし、年収で約 10%の増加を実現するとしている。