サンフロンティア不動産は5月9日、2025年3月期決算を発表。売上高1,031億円(前期比29.2%増)、営業利益212億円(同20.9%増)、経常利益204億円(同17.7%増)、純利益141億円(同18.8%増)の大幅増収増益となり、売上高、各利益とも過去最高を記録した。ROEは14.7%(前期13.9%)となっている。
セグメント別では、不動産再生事業は売上高713億円(前期比39.8%増)、セグメント利益201億円(同28.9%増)。リプランニング事業の物件販売件数が38件(前期25件)と増加し増収増益。賃貸ビル事業は空室率が改善したが、工事費の増加などにより増収減益。
不動産サービス事業は売上高124億円(前期比19.0%増)、セグメント利益61億円(同8.9%増)。プロパティマネジメント事業、ビルメンテナンス事業、売買仲介事業などが増収増益となった。
ホテル事業は売上高188億円(前期比10.9%増)、セグメント利益は40億円(同6.8%減)。期末のホテル運営客室数は28棟3,144室、新規開業予定のホテルおよび建設中・計画中のホテルの合計は16棟2,502室。
2026年3月期業績予想は売上高1,170億円(前期比13.4%増)、営業利益238億円(同12.0%増)、経常利益225億円(同10.0%増)、純利益155億円(同9.4%増)を見込む。年間配当は76円(前期66円)の増配の予定。