新校舎 イメージ
三井ホームは6月10日、福島県の学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムが運営する桜の聖母学院中学校の校舎増築を設計し、5月27日(火)に着工したと発表。耐火RC造の既存校舎に、同社初の燃えしろ設計を採用し準耐火木造校舎を増築する。来年4月から校舎として使用開始する。
「児童・生徒・保護者・職員がぬくもりや親しみを感じることができる校舎にしたい」という学校の想いに応えるため、令和4年の建築基準法改正で可能となった「火熱遮断壁等を使用した耐火RC造の建物への木造増築」に挑戦。木造軸組工法(SE構法)を採用し、同社初の柱や梁の燃えしろ設計を行う。一部内装材(床や壁の一部)と家具(下足箱・交流ホールベンチ)に福島県産の木材を活用する。
施設は、福島県福島市花園町に位置する敷地面積約8,699㎡、2階建て・木造軸組工法(SE構法)、延床面積(増築)約1,466㎡。工事は2025年5月~2026年1月。建築主は学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダム。施設名称は桜の聖母学院小中学校校舎。設計監理・施工は三井ホーム。
エントランス・下足箱 (左)と教室 イメージ