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2025/07/11(金) 09:53

パナソニック ホームズ 社内表彰「2024年度 アーキテクト・オブ・ザ・イヤー」決定

投稿者:  牧田司

 パナソニック ホームズは7月10日、同社の建物設計の優秀事例を表彰する社内表彰制度「2024年度 アーキテクト・オブ・ザ・イヤー」の最優秀事例6例など全18例を選出、表彰したと発表した。

 同表彰制度は、同社の設計従事者の提案力の向上と優秀事例における特長・工夫の水平展開を目的に2016年度から実施しているもの。1次・2次の書類審査を経て、最終審査はコンペ形式により、設計者自らが審査員にプレゼンテーションを行い、総合的な設計提案力を評価する。

 選考は全6コース<「設計デザインコース(130㎡未満/130㎡以上)」「空間デザインコース」「事業用物件コース(3階以下/4階以上)」「リフォームコース」>で、応募作品の中からそれぞれ最優秀賞、新人賞などが選ばれる。

 今回の対象事例は2023年10月~2024年9月に完工した事例で、応募数は235事例。書類審査を通過した18例が審査対象。審査員は同社の主要役員、建築家の連健夫氏など。

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 この種の社内表彰制度は各社が行っており、雑誌社が絡んでいるので他のメディアはリリースをコピペして記事化するのはためらわれ、「か・ち・も・な・い」と判断されるのだろうが、小生などは取材の声が掛れば飛んでいく…会場は多分大阪だろうから無理だが…。

 受賞作品はみんな面白い。例えば、設計デザインコース(130㎡未満)の最優秀賞に選ばれたパナソニック ホームズ多摩の山西宏和氏の作品。テーマは「間口狭小地に建つ開放リビングのある家」で、接道幅4.7m・約26坪の限られた敷地で、「家族が集まり、ゆっくり過ごせる明るい

 リビング」を実現。2階リビングは最高3.3mの天井高を確保し、勾配天井を活かした木質感あふれる空間が、明るく開放的な雰囲気を演出したもの。

 この他、「~暗さへの挑戦~『真のホテルライク』とは」「はじまりの家」「2つのファサード(外観)を持つ完全分離型併用住宅~」「人と街を支える地域健康拠点」「忙しい日々にゆとりを生み出すこだわりの住まい」などのテーマがいい。

 

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