
「パークハウス清澄白河リバーサイド」
コスモスイニシアは12月12日、”都市に息づく、緑の隠れ家”をテーマにフルリノベーションした「パークハウス清澄白河リバーサイド」が竣工したと発表した。2025年10月にリブランディングした「INITIA & Renovation」を採用した物件の一つで、リトリートな暮らしを提案している。
「自然に囲まれた心がほどける我が家」を五感で感じられる設計をテーマに、全居室に植物を掛けられるハンギングレールのほか、観葉植物を飾れるスペースを確保したカウンターや可動棚を設置。
また、抽出後の珈琲の粉「コーヒーグラウンズ」を活用した、脱臭・虫よけ効果があるアイテムを採用し、地元店舗と連携して「清澄白河お散歩MAP」も製作した。
さらに、住まい手による自由な使い方を可能にする間取りにするため、LDKと洋室を仕切る扉には引き戸を採用し、LDKを中心に各洋室やDENへと緩やかにつながる空間を演出しているのが特徴。
物件は、東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線清澄白河駅から徒歩2分、江東区白河2丁目に位置する専有面積65.28㎡。竣工は2005年1月。物件は販売済み。

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見学してから記事にしようと思ったが、すでに完売していた。観葉植物は管理が大変だからと敬遠する人が多いが、そんなことはない。ポトスなどは安価で、居室でも育つし、水遣りも頻繁に行う必要もなく、長期不在にしても大丈夫。肥料もほとんど必要ない。
「コーヒーグラウンズ」は香りを発しないだろうが、フレグランス商品はたくさんあるはず。分譲マンションも戸建てもこれからは〝五感〟がテーマになる。チャレンジした物件はたくさん見学しているが、徹底したものは一つもない。情けない限りだ。森林や潮風を収集・凝縮して遠隔地の居室空間などへ放出する技術が開発されたら爆発的にヒットすると思うが…。

