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2026/04/06(月) 09:00

新入社員の皆さんへ―「記事はラブレター」こだわり記者からのメッセージ

投稿者:  牧田司

 住宅・不動産、建設会社に入社された皆さん、心より歓迎いたします。住宅は人々の暮らしを支える基盤であり、不動産・建設は街づくりや社会インフラを担う重要な産業です。皆さんがこれから携わる仕事は、社会にとって非常に大きな意味を持っています。

 社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、日々の業務では「PDCA(計画・実行・評価・改善)」を意識しながら、企業理念やパーパスの実現に向けて努力を重ねていくことになるでしょう。
そのうえで、座右の銘を「人生は愛」、モットーを「記事はラブレター」とする記者の立場から、皆さんにぜひ心がけていただきたいことを二つお伝えします。

 第一に、「CAT」という考え方です。ネコ(CAT)と覚えてください。これは仕事だけでなく、生き方の基本にもなるものです。

 Cは「Compliance(コンプライアンス)」です。法律や会社のルールを守ることは大前提であり、すべての行動の基準となります。自分の行動が社会的に許されるものかどうか、常に意識してください。小さな気の緩みが、大きな問題につながることもあります。

 Aは「Accountability(説明責任)」です。自分の行動について、誰に対してもきちんと説明できるかどうかを判断基準にしてください。説明できないことは、最初からしない。この姿勢が信頼につながります。

 Tは「Traceability(追跡可能性)」です。もともとは製造業などで重視される考え方ですが、「自分の行動や判断の過程をたどれるか」と置き換えると、日々の仕事や生活の質を高めるヒントになります。なぜその判断をしたのかを振り返る習慣は、成長を加速させます。

 第二に、「6つのM」という視点です。これは、変化を実現するために必要な要素として、スーザン・ジョージ著「これは誰の危機か、未来は誰のものか」(岩波書店・荒井雅子訳、2011年刊)で提示されている考え方です。Money(資金)、Management(マネジメント)、Media(メディア)、そしてMission(使命)、Motivation(意欲)、Myth(神話・物語)の6つから成り立ちます。

 中でも重要なのは、「使命」「意欲」、そして「神話(人を動かす物語)」の重要性です。人は合理性だけでは動きません。「なぜそれをやるのか」という意味やストーリーがあってこそ、大きな力を発揮します。自分の仕事にどのような意味があるのかを考えることが、成長の原動力になります。

 また、情報との向き合い方も重要です。テレビやインターネットなど、情報源は多様化していますが、主体的に情報を取りにいく姿勢が求められます。業界の動きを知ることは、自分の仕事の質を高めることに直結します。日々の情報収集を習慣化してください。

 業界の動きを知るには業界紙誌がありますが、週刊タイプがほとんどで、デジタル化の取り組みも遅れています。そこで、お勧めしたいのは不動産流通研究所のWeb「R.E.port」です。毎日午後6時に10本くらいの記事が公開されています。無料で読めます。これを読めば住宅・不動産業界の動きは分かります。

 記者のWeb「こだわり記事」も読んでいただきたい。歳のせいで記者の仕事に欠かせない〝遠耳長目〟は退行する一方ですが、現場に足を運び、自分の目で見て、自分の頭で考えて記事化しています。この積み重ねが、他にはない価値を生み出すと考えています。皆さんの仕事も同じです。

 最後に、少しだけ余談です。社会人になると、酒席の機会も増えるでしょう。適度に楽しむことは問題ありませんが、節度を保つことが大切です。自分を見失わない範囲で付き合うことを心がけてください。〝酒(灰)で胃を洗う〟のはいいことですが、〝人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む〟-小生も含めてこれは慎まなければなりません。

 皆さんのこれからの活躍を心から期待しております。


 

 

 

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