
「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」の「DOG RUN」(人工芝)
コスモスイニシアは5月30日、千葉県茂原市の複合型ドッグリゾート 「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」をプレオープンした。プライベートドッグラン付きの全9棟の客室(Ruff-inn CABIN)や、宿泊者限定のプライベートテントサウナ、夜空の下で炎を囲んで過ごせるファイヤープレイスを備え、宿泊をしなくても日帰りでドッグパーク利用も可能。プレオープンを前にした5月27日、オープンセレモニーとメディア向け内覧会を実施した。
コンセプトは〝イヌもヒトも自由に過ごせる居場所〟-ライフスタイル・ドッグパーク。メインターゲットは、30代の子どもを持たず、夫婦ともに収入を得て、愛犬を家族として大切に育てるライフスタイルを指す造語である「DINKWADs(Dual Income,No Kids With A Dog)」。
施設内には、日帰り・宿泊とも利用可能な「Raugh SQUARE」「Ruff LOUNDE」「CAFÉ STAND」「DOG RUN」「RECEPTION & SHOP」、宿泊者限定の「Ruff-inn CABIN」「TENT SAUNA」などを備える。CAFE STANDで購入できるフードは、代々木公園のカフェ「nephew」や、渋谷のレストラン「Hone」などを手掛けるand Supplyが監修。ブリトー、チキンオーバーライス、パスタ、自家製マフィンなど、テイクアウト形式で、パーク内の好きな場所で、好きな時に楽しめる。
施設は、東京駅から茂原駅まで特急わかしおで約55分、茂原駅からタクシーで約10分の千葉県茂原市上永吉に位置する敷地面積約30,000㎡。営業時間は10:00~18:00、入場料金は、大人1人平日は2,200円、土日祝は2,400円(子どもは半額)、犬は平日は1,100円、土日祝は1,300円。駐車場は1,000円。客室はCABIN(トレーラー)式で全9室。客室面積は12.52~19.07㎡(42~64㎡のプライベートドックラン付き)。宿泊料金は、グランドオープン記念〈特別プラン〉は朝食・夕食付き大人2人で35,680円から。
施設スタッフの同社R&D部門R&D戦略部新規事業企画一課の本木寧々さんと本木汐音さんは、「施設名のRuff-Laughは、犬の鳴き声Ruff(bow<バウ>だけじゃなかったのか)と笑うLaughの組み合わせ。コンセプトを『ライフスタイル・ドッグパーク』としているのは、普通のドッグパークとは異なることを明確にしたかったから。ワンちゃんも家族と一緒。共にゆったり過ごせる空間を提案した」などと交互に話した。(名刺交換したら、姓は「本木」と「木本」。同期とのことだった。この前の大阪の取材では、隣り合わせた女性の記者の方の姓は「司」で、記者の名前の「司」と一緒だった)
施設は、2020年に閉園したドッグラン併設の「ひめはるの里」の利活用に関する、令和6年度茂原市民間提案制度に応募し、採択されたもの。民間提案制度は、市が所有する財産や提供する公共サービスに対し、民間事業者がアイデアやノウハウを提案する精度。同施設は、2025年8月、市と契約を結んでいる。

「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」エントランス


「Raugh SQUARE」


「Ruff-inn CABIN」

「Ruff-inn CABIN」

4人宿泊可能な「Ruff-inn CABIN」客室内

本木さん(左)木本さん
◇ ◆ ◇
最初に断っておく。記者は、どちらかといえば犬は好きではない。小さい頃、実家の臨家では数匹の犬が飼われており、しつけなど全然行われていなかったためか、四六時中泣き叫び、近づくと牙をむき出しにして威嚇した。
小生自身は成人してから「権力の犬」呼ばわりされたこともある。主人には忠実に従うのだろうが、著しく自立心に欠けるのが犬だと思っている。
一方で、わが家では雄の捨てネコを母親が拾ってきて飼っていた。〝ガキ大将〟そのもので、いつも生傷が絶えず、いつもメスネコを引き連れていた(何匹も孕ませたのだろう)。小生自身は、溺愛された長兄とは違って末弟だったので、大人になっても粗末に扱われることを知っていた。自立するしかない-人に媚びないネコと自分を重ね合わせていた。以心伝心-そんな気持ちがネコにも伝わったのだろう。夜は布団の中に入ってきて、一緒に抱き合って寝た。ゴロゴロという〝寝言〟が心地よかった。今でもノラネコなどと出会うと、しばし〝会話〟を交わす。
そんな小生が、〝猫かわいがり〟ではなく〝犬可愛がり〟(そんな言葉はあるのか)する同業の女性記者を目の当たりにして、そしてまた従順な犬を見て、複雑な気持ちになった。
犬のちょっとした仕草にも〝可愛い〟の賞賛の声がかけられ、外を歩いたあとは、抱きかかえられ足を洗ってもらい(記者の方たちは「足」ではなく「手」と呼んでいた)、テッィシュやふかふかのタオル(小生のバスタオルはゴワゴワ)で丁寧に拭かれていた。
うらやましい。女性にそんな扱いを受けた記憶はない。母親からはいつもひっぱたかれていた。〝生まれ変われるなら犬になりたい〟とも思ったが、やはりネコのほうが性分に合うと思い改めた。
メインターゲットが「DINKWADs(Dual Income,No Kids With A Dog)」というのはよくわかる。AIによると、愛犬に注ぐ月間費用は小型犬で約1.5万〜2万円、中型犬で約2万〜3万円、大型犬で約3万円〜4万円が目安らしいが、世話する時間を考えると、子育て世代はメインにはならないだろう。
そんなこんなを考えながら、ゆったりした時間を過ごせたのはとてもよかった。この日は霧雨が時々降り、色気づいたウグイスが心にしみる美声を上げ、可憐な白のドクダミとピンクのヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)も歓迎してくれた。

女性記者の方の愛犬

〝手形〟を押すと、後ほど手紙として郵送されるのだという

種瀬佐内で買ったクラフトビールと周辺で摘んだドクダミとヒルザキツキミソウ

