ナイス株式会社6月1日、2026年6月2日から7月13日までの30営業日、東証スタンダード市場上場の株式会社山大の普通株式に対して1株601円で公開買付け(TOB)を実施すると発表した。買付予定数の下限は402,600株(所有割合36.24%)、上限は設けない。
応募株数が下限に達しない場合は買付けを行わないが、達した場合は応募株式の全てを買い付ける。山大の取締役会は本TOBに賛同し、株主に応募を推奨している。買付代金は約4億6,448万円を予定。山大はナイスの完全子会社となる見通し。
木材・住宅業界では資材価格高騰や住宅着工戸数の減少により厳しい経営環境が続いている。ナイスは山大の強みである①高い原木調達力と製材加工機能②特殊プレカット技術③非住宅木造建築への対応力を自社の販売・物流ネットワークと統合することで、調達から販売までの一体的な供給体制を構築し、収益基盤の強化を図る考え。
また、完全子会社化により資金調達コストの低減、財務基盤の安定化、情報システムや法務機能の共有によるコスト削減、人材交流による経営効率向上などのシナジー効果も見込んでいる。

