
「オーベル六町レジデンス」
大成有楽不動産が7月下旬に分譲する「オーベル六町レジデンス」のコンセプトルーム「OBER LOUNGE(オーベルラウンジ)」を見学した。ほとんどの住戸は間口7~8m超のワイドスパンなのが特徴で、「土間レージ」「乾太くん」「アラウンドリー」「シャーン」など収納・洗濯・掃除などに工夫を凝らしている好物件だ。
現地の従前は駐車場で三方角地。建物はコの字型で、内廊下方式を採用。住戸は南向きが中心。主な基本性能・設備仕様はZEH-M Oriented、低炭素認定、直床、リビング天井高2450ミリ、食洗機、フィオレストーンキッチン天板、「乾太くん」、浴室タオル掛け2か所など。
玄関からキッチンへ直接アプローチできる「ウォークスルーパントリ―」、玄関横の土間とストレージの利便性を融合した「土間レージ」、洗面室から直接バルコニーに出入りできる回遊動線「アラウンドリ―」、ガス衣類乾燥機「乾太くん」、浴室の掃除を楽にするノーリツ「シャーン」などは、同社の新しい暮らし方提案プロジェジェクト「yohack life(ヨハクライフ)」から生まれたもの。
物件は、つくばエクスプレス六町駅から徒歩4分、足立区六町1丁目の準住居地域に位置する9階建て全78戸。専有面積は33.58~66.12㎡、価格は未定だが、坪単価は430万円前後になる模様。竣工予定は2027年10月。設計・監理はアーバンライフ建築事務所。施工は新日本建設。販売予定は2026年7月下旬。
3月にエントリーを開始し、これまでの反響数は約650件。6月からのオンライン説明会への参加者は約150組、コンセプトルーム来場者は25組。足立区民を中心にTX居住者が中心。

コンセプトルーム

コンセプトルーム

コンセプトルーム
◇ ◆ ◇
年寄りにとって何が堪えるかといえば睡眠時間だ。普段は8~10時寝ているので、翌日は絶好調になるのだが、この日(6月30日)はサッカーW杯の対ブラジル戦の日本を応援していたので4~5時間くらいしか寝ていない。取材は13時からだったのだが、頭の中は夢遊病者のようにゆらゆらと揺れていた。
ところが、頭が空っぽだったのが却ってよかったのか、あるいは無知なのが奏功したのか、結果的には素晴らしい取材ができた。
「OBER LOUNGE」は今年4月リニューアルされたもので、同社の〝売り〟である「オレンジラボ」の新たな提案もされていた。「六町」の概要、特徴などは前段で紹介したが、特に強調したいのは以下の3点だ。
1つは「アクティブカメラ」だ。同社マンション事業部販売推進室係長・岩橋亮介氏は自ら撮影したという動画を7畳大の部屋の3面に映し出した。人間の視覚と同じ、歩く時間と距離によって刻々と変わる近景から遠景まで360度の風景が再現された。カメラ代金8万円は岩橋氏の自腹ではなく会社負担だそうだ。(壁に耳あり工夫あり。普通の壁では美しく映らないとか。凹凸が施されていた)
これは素晴らしい。素人でも撮れる。音声も取り込むことができるという。そこで小生は考えた。映像を撮る人の視線をAIの助けを借りて加えたらどんな映像になるかだ。例えば、徘徊癖が身についた痴ほう老人、夫にも自らの容貌にも絶望した更年期女性、発情期を迎えた女子高生、女性のスカートの中しか興味がない痴漢、街路樹強剪定しか頭にない植木職人、街を支配するチェーン店社長…まだある。リードで自由を奪われたペット犬…街のデザインは劇的に変わるのではないか。
2つ目は、予想単価が的中したことだ。取材中、岩橋氏に「六町は各駅しか停まらない」と話したら、岩橋氏は「朝夕は快速が停まる」と答えた。記者はすぐ「それなら単価予想を上方修正します。プレス・リリースを読んだ段階で、坪398万円だったら売れると予想しましたが、そんなに安くない。坪430万円でどうですか」と尋ねたら、「いい線ですね」とのことだった。つまり坪単価はズバリ430万円前後になるということだ。
3つ目は、これが一番うれしいのだが、ワイドスパンの間取りが素晴らしいことだ。タイプによって様々だが、間口は中住戸のショートスパンの約33㎡でも4660ミリ、最大は66㎡の8850ミリだ。上段で紹介した様々な設備仕様・仕掛けは、間口を広げることで実現した。

暮らし方提案プロジェジェクト「yohack life(ヨハクライフ)」の一例

「アクティブカメラ」

「OBER LOUNGE(オーベルラウンジ)」

