リノベーション中古マンションの販売を手掛けるスター・マイカは9月13日、「マンション管理組合における議決権行使ガイドライン」を公表した。
同社は東京都、神奈川県を中心に年間400 室程度の中古マンションをリノベーションし、販売しており、将来の商品となる賃貸中の物件を含めると現在約1200 室の中古マンションを保有している。同社が同一マンション内に複数戸を所有するケースでは、管理組合総会での議案の賛否に大きな影響を及ぼすこともあることから、「ガイドライン」を公表した。
「ガイドライン」では、同社が保有・管理する不動産の価値の増大を目的とし、「他の組合員の良好な関係を維持し、マンション住民の総意を優先すべく、理事会を尊重した『全体の視点』から判断」し、原則として総会、理事会提案に賛成するとしている。原則として、同社が管理組合総会に出席して意見・質問を述べることなどは行なわないとしている。