オープンハウスの初値は公募価格1,780円を18%上回る2,100円-9月20日、東証一部に新規上場されたオープンハウスの株価は寄付きから買い気配で値がつかず、ようやく9時32分、2,100円の初値をつけた。不動産市況が好転し、同社の業績も仲介を核に戸建て分譲とマンション分譲が好調に推移していることが市場でも評価されたもよう。
同社の平成24年9月期決算は売上高623億円、経常利益45億円、純利益25億円。セグメント別の売上高は不動産仲介が22億円(1,248件)、不動産売買が597億円(戸建て891件、請負475件、マンション分譲240件)。25年9月期も前期を大幅に上回ると予想されている。
東証一部不動産ポストの新規上場は4月1日のフージャースホールディングス以来。10月1日には東急不動産ホールディングスの上場が予定されている。