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2013/10/08(火) 10:00

住友林業 国交省「平成25年度 木造建築技術先導事業」に採択

投稿者:  牧田司

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「スパビレッジ・ホリカワ~ほりかわ癒しの湯~」完成予想図

 住友林業は10月7日、国土交通省の「平成25年度 木造建築技術先導事業」に同社が設計・施工を行うプロジェクト「スパビレッジ・ホリカワ~ほりかわ癒しの湯~」が採択されたと発表した。

 「スパビレッジ・ホリカワ~ほりかわ癒しの湯~」は、医療法人社団堀川会が福岡県久留米市に建設する延床面積約5,200㎡の住宅型有料老人ホーム(94室)+デイサービスセンター(50人)。

 ①木造軸組構法3階建て耐火構造建築物の東棟1 階のデイサービス部分の上階にある2・3 階戸境壁に階高分の平行弦トラスを採用することで、14mの無柱・無壁の大空間を実現②独自に開発した薄型で軽量化された耐火構造外壁を使用することで、耐火構造外壁の軽量化・簡素化を実現③鹿島建設が大臣認定を取得した耐火集成材「FRウッド」を用いることで構造材現し(あらわし)の内部空間を実現-したのが高く評価された。

 木造建築技術先導事業は、低炭素社会の実現に貢献する構造・防火面で先導的な設計・施工技術が導入される大規模木造建築物の建設に対しその費用の一部が補助するもので、建築物の木造化の普及を促す事業。

 今年度の木造建築技術先導事業には、基礎免震の上に1~3階をSRC、4~7階を耐火木造とした国内初の免震システムを用いた中層木造耐火建築物の高知県自治会館、構造躯体を100%町産材を活用した国内最大級の木造庁舎となる岩手県・紫波町新庁舎など6プロジェクトが採択されている。同社は2010 年度、2012 年度に続き5 件目の採択。

 

 

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