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2013/10/15(火) 12:05

〝大手と互角に戦える〟フージャースアベニュー「デュオアベニュー国立」

投稿者:  牧田司

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「デュオアベニュー国立」

 フージャースアベニューの分譲戸建て「デュオアベニュー国立」を見学した。デザイン性に優れているのが特徴で、人気を呼んでいるのも当然だ。

 物件は、JR中央線国立駅から徒歩16分、国分寺市光町三丁目に位置する全13区画。建ぺい率40%、容積率80%で、1戸当たりの土地面積は121.00~130.61㎡、建物面積は95.86~99.56㎡。構造は2×4工法。施工は津田産業。建物は完成済み。

 9月から分譲されており、これまで7戸が契約済み。現在分譲中の住戸の価格は4,798万~6,398万円。住戸プランは、耐震等級や省エネ等級で最高等級を取得しているほか、壁・出隅をR状にしているのが特徴。

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◇       ◆     ◇

 同社は、フージャースコーポレーショングループが2013年4月に持株会社フージャースホールディングスを設立したのに伴い、戸建事業を継承する子会社として設立された。見学の目的は、装いを新たにした同社がどのような戸建てを分譲するのかを見るためだった。先日、フージャースコーポレーションのマンション「デュオヒルズ府中多摩川」を取材した際、販売担当者から「デュオアベニューは新体制になってデザインを一新した。ぜひ見てほしい」とも言われていた。

 正直に書くと、現地を見るまでは半信半疑だった。同社の戸建てはこれまでいくつか見学しているが、レベルとしては〝並〟だった。他社との差別化も今一つだった。それでも売れるのは〝唯一無二〟という不動産の特性によるもので、新会社に移行しても従来とそれほど変わらないのではないかと思っていた。

 ところが、現地を見て〝これは売れる。〟〝大手と互角に戦える〟と確信した。都市型戸建てで他社の追随を許さない三井不動産レジデンシャルの物件とそん色ない出来栄えだった。

 記者は戸建てでもっとも重視するのはデザインだ。デザインを見て価格をはじき、価格に見合うデザインであるかどうかを判断する。何が素晴らしいかは写真を見ていただくほかないのだが、バットレス、3連窓、ボーダータイルなどの使い方が見事だ。施工を担当している津田産業は三井不動産レジデンシャルの物件の施工も行っているはずだ。

 販売を担当する同社マネージャー・五十川清美氏が記者の見立てを裏付けてくれた。五十川氏は「お客さまの評価でもっとも高いのが街並み。『ネットで見たらよさそうなので見に来た』というお客さまが圧倒的に多い」と話した。また、「新会社はデベロッパーの戸建てとして評価されるよう街並みから造りこむことを重視している」とも語った。八王子で全62区画の戸建てを分譲するそうだからまた見学したい。

 フージャースコーポレーションはこれまで第1次取得層をターゲットにしたマンションを供給してきたが、フージャースアベニューが大手と互角に戦える戸建てを供給して評価が得られれば、マンション事業もまた違った展開ができるのではないか。

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