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2014/06/12(木) 00:00

日中友好だ NITTYU(日駐)だ 4強入りするぞ 日駐がRBA初参加

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木田監督(左)と石郷岡氏

 本日行われる第26回RBA野球大会抽選会にもっともふさわしいチームが参加する。今年初参加する日本駐車場開発だ。RBA野球の総合優勝戦は「中国大使杯」の冠がついている。本日の抽選会にも中華人民共和国駐日日本国大使館からも汪婉駐日大使夫人や北京大学付属小学校の生徒も参加する。

 日本駐車場開発のチーム名はそのものズバリ「NITTYU(日駐)」。「日中」は「NICYU」と綴るのだろうが、発音は同じだ。日中友好が求められているいま、これほどふさわしいチームはない。

 前置きが長くなってしまった。日駐は昨秋チームを立ち上げたばかり。監督を務める木田晴孝氏(31)は同社の都心五区にある支社のうちの一つ「中央支社長」だ。「3年前から新卒採用を年間100人に増やしており、会社もチームも若い。野球部は25~26人ですが、平均年齢は25歳くらい。レギュラーはほとんど高校、大学の経験者。RBAチームとの対外試合はやったことがないが、月1~2回は練習を積んでいる。投手を中心に守りのチーム」と話す。

 エースは八戸学院大卒の硬式の3番手とか。同大学卒のプロ野球選手では西武の秋山、楽天の塩見らがいる。2番手は千葉工大の硬式出身者。木田氏は高校までしかやっていないが、出身は関西の名門・関西学院大学。インタビューの受け答えは理路整然、決して30歳には見えない只者ではない頭脳の一端を垣間見せた。社長が聞いたら泣いて喜ぶのは間違いない。

 スポークスマンを務めるのは石郷岡(いしごおか)龍一氏(24)。東京出身だが、父親が青森県出身でこのような珍しい苗字になっているとのことだ。高校は都立だが、大学は帝京大でサークルで活躍したとか。外野で守備と肩には自信があるという。

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 不勉強で申し訳ない。車には乗らないし、どうして駐車場事業の会社が株式の不動産ポストに入っているのかも理解できない。

 木田氏がその疑問に完璧に答えてくれた。木田氏によると、同社は単なるマンションなどの平置き駐車場の管理や運営ではなく、都市部のビルなどの付置義務の駐車場の運営が中心で、足りていないところや余っているところなどのギャップを埋めるソリューションビジネスを展開している会社だ。建物などの不動産の活性化ビジネスともいえるので、不動産ポストに入っているようだ。コンサルティング事業にも力を入れており、オーナー、借り手、株主、同社社員などすべてが〝三方よし〟の「ハッピートライアングル」を企業理念に掲げている。

 ホテルのホスピタリティにも傾注しており、ウェスティンやキャピトル東急、丸ビル・新丸ビルの車寄せは同社社員が担当しているという。

 今後急速に増えそうなマンションの空き駐車場問題にも取り組みを開始し、昨年度は10数件だった受注が今期は3倍増の36件に達している。年間の問い合わせは100件に達しており、今後の伸びを期待している。

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 木田氏、石郷岡氏の話を聞いた限りでは、日曜ブロックの4強入りはともかく、予選突破の力は十分あるとみた。木田氏は「まず1勝。決勝トーナメントに進み、1勝すれば4強ですよね」と、知らないものの強みか、強気発言も飛び出した。エースは八戸学院の3番手というからこれは相手チームにとっては手ごわい。「まだ軟式に慣れていない」(木田監督)の言葉を信じよう。

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日駐のナイン

 

 

 

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