快勝した東京建物不動産販売ナイン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京建物不動産販売 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
三菱UFJ不動産販売 新人8人加入次戦に期待
とても負けたチームとは思えぬ三菱UFJ不動産販売の荒川監督(左)と石本
チームの救世主・生出が東京建物に戻り、チーム再建も元の木阿弥、〝出ると負け〟状態に戻ると思われた東京建物不動産販売が〝隠し玉〟をこっそり持ち出し、三菱UFJ不動産販売に快勝。記者は抽選会場での中根らの弱気発言に一杯食わされた。
負け犬根性が染みついたナインの姿をまた見るのは忍び難かったが、車座になっていた東建不販ナインに向かった。豈図らんや。どうしてどうして、みんな破顔一笑したではないか。
どうして勝てたか、その理由は簡単だった。こっそりと生出の代わりを用意していたのだ。高島投手だ。身長185センチ。熊本高-慶大硬式野球部の出身で、熊本高時代は投手だったという。三菱UFJ相手に5回を1安打5奪三振完投。ナインは「生出より球は速い」と絶賛した。
勝つと舌も滑らかになる。若手の松崎は2安打2打点の活躍。「骨折とヘルニアの病み上がりで、足がもつれなかったら本塁打」と大口を叩いた。54歳ベテラン中嶋は「『嶋』は『ヤマドリ』と言ったじゃないですか」と記者に鉄砲玉をくらわし、「最年長本塁打記録を狙っている」(そんな記録知りません)と豪語した。昔は投げても投げても勝てなかった稲富も顎か外れたように笑っていた。
ところでヘルニアの加覧はどうした。その歳で老け込んでどうする。まだ「ときわ台」か。糖尿の記者を見習え。
三菱UFJは勝てなかったが、次戦以降に期待を持たせた。かつてのエース石本は「新卒が8人入った。今日はフルメンバーでないが、4失点だけ。2番手の中山は3回を無失点に抑えた」と話せば、荒川監督も「次は勝てる」と自信をみせた。
東建不販 高島
東建不販 松崎(左)と稲富
三菱UFJ不動産販売 期待の新人
三菱UFJ 中山