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2014/07/09(水) 00:00

水曜ブロック3日目 ミサワ神奈川・藤原が4度目の本盗 レーティングは8勝3敗1分

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ちばリハウス戦の土壇場で同点のホームスチールを決めたミサワホーム東京神奈川の藤原

 ミサワホーム東京神奈川の藤原が4度目の本盗-第26回RBA野球大会水曜ブロック3日目が7月9日、大宮健保グラウンドで12試合が行われ、この日一番の好カード、伊藤忠ハウジング-エイブルは初回に5連打で3点を奪った伊藤忠が4-1で快勝。RBA屈指の好投手オープンハウス川崎はポラス相手に2安打完封。1-0で勝利した。ミサワホーム東京神奈川の藤原が自身5年ぶり4度目のホームスチールを決めた。初陣スミカが大将した。この日敗れたスターツ、東京建物不動産販売、野村不動産パートナーズ、みずほ信不動産販売の4チームの予選敗退が決まった。26年のRBAの歴史で5人目の女性選手、東京セキスイハイムの井上が出場、守備についた。

 試合結果冒頭の○は記者のレーティング上位チームの勝ち、●は負け、△は同点。記事は戦前の記者の〝勝っ手〟予想。( )内は試合結果に対する記者のコメント。

 

記者のレーティング予想結果は8勝3敗1分

 「最近のレーティングは当たらない」という聞き捨てならない声を聞いたが、どうた。12試合でレーティング上位チームの勝敗は8勝3敗1分け。ブラジルだって大敗するのだからこの勝率は胸を張っていいのではないか。予想通りに決まったら面白くない。予想を外した試合もまずまずま想定内。伊藤忠-エイブルは会心の予想。

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東京セキスイハイム川上(小学生からソフトをやっていたとか。チームのレギュラーとそん色ない実力の持ち主とみた。外野手。本職は捕手とか)

伊藤忠ハウジング(784-1エイブル(78

 レーティング通り互角。ほとんど差はない。接戦だ。伊藤忠は城西大のカルテット神が先発だろう。打はすっかり主砲の座を射止めた大倉が好調。ここもチームを引っ張るようだと勝機が訪れる。

 エイブルは新人齊藤。堀内は齊藤を見せないように記者を追い払ったので、よく見ていないが相当の力があると見た。

 エラーか一発で決まる可能性もある。機動力のあるのはエイブルか。

 (どちらが勝つかまったく分からなかった。それにしても初回に5連打で3点奪った伊藤忠打線はさすが。エイブル齋藤は先頭の大倉に打たれて動揺したか。新人には酷だったか。エイブルは打てなさすぎ)

東急リバブル(7921-0中央ビル管理(70

 ここはリバブルが優勢。谷貝は2試合をほぼ完ぺきに抑えており、ここは格下。3連勝はまちがいない。しかし、投手一人では長丁場は乗り切れない。藤巻の先発もありそうだ。打線は河野が絶好調。ベテラン山田も復活した。

 中央ビル管理は相手が悪い。誰が投げるか分からないが、無駄な四死球は禁物。当たり損ねもあるからとにかく投手はしっかり投げることだ。

(リバブルは予想通り藤巻の先発で、小宮山、谷貝で完璧に抑えた。レーティングを上げるべきか。敗色濃厚の中央ビル管理の女性応援団は、隣でオープンハウス相手に健闘していたポラスを応援してくれるように頼んだ記者の声を無視。あなたたちは冷たい。大挙して応援駆けつけたら川崎のコントロールを乱したかもしれない)

積水ハウス(757-5スターツ(78

 スターツが優勢と見た。積水ハウスの新人横内は思ったほど球に威力がない。低めに集めないとスターツ打線でも捕まえられる。戦前は坂本が強気な発言をしていたので坂本の先発もありそう。小田部長はどうした。一度も応援することなく予選敗退もありうるとみた。

 スターツは新人井原。顔に似合わずすごい球を投げる。荒海より球威がある。捕手のリードにもよるが強気の攻めでいい。怖いのは坂本くらい。

 (横内を過小評価したか、スターツを買いかぶったか。井原は1、2回に致命的な7失点。若さかが出たか。イメージトレ・ルーチンは仕事も野球も大事。横内はどこまで投げたのか。まあ、レーティング差2点では想定内の結果)

スミカ(7518野村不動産パートナーズ(73

 初陣スミカに初勝利のチャンス。初戦の新人小澤はあきらかに緊張していた。いいスピードを持っている。落ち着いて投げれば最少失点に抑えられる。打線は新人の斉藤がいい。斉藤の前に走者をためたい。

野村不動産パートナーズは羽尾。スミカ打線を抑える力があるが、守備に不安があり、その差がレーティングの差だ。野手陣がしっかり守れば羽尾がすいすい投げるか。

(スミカ打線は本物だ。リバブルには惜敗したが、みんな振りが鋭い。野村はエース羽尾が仕事で欠場。9人野球では厳しい)

セキスイハイム千葉営業所(68 9-7 ちばリハウス(75

 ちばリハウスが優勢。エース篠原は中1週で疲れが心配だが、セキスイハイム打線なら抑えるか。

 セキスイハイムは7年ぶりに勝利し勢いに乗るが、ここは相手が核上。活路を見出すとすれば、強振しないでピッチャー返しに徹することだ。篠原タイプはそうしないと攻略できない。

 (サドンデスとはいえセキスイハイムに脱帽。ひとつ勝ってムードは最高。強いチームに見えてきた。ちばリハウスはエース篠原が投げられなかったのが全て。初戦で精根尽き果てたか。このチームはサドンデスが好きなようだ)

ナイス(765-4ミサワホーム東京神奈川(78

 ミサワ神奈川がやや優勢。ベテランエース清水は中1週はきついが、前試合は2回くらいしか投げていないはずだ。ここも3回ならきっちり抑えるはずだ。打線が早めに得点して楽にしたい。

 ナイスは正木が前試合で本来のピッチングを披露した。投手力は互角。レーティングの差は守りと歳の差。加齢現象を補うのは頭脳しかない。頭脳が上回っているかどうかは分からない。

 (ナイスの正木が力投。ミサワ神奈川の藤原はすごい。RBA大会で自ら4度目の本盗成功。これは歴史に残る。ミサワは渡辺監督の欠場が第一の敗因。想定内の結果)

パナホーム(740-4住友不動産販売(79

 住友不動産販売が優勢。初戦で旭化成ホームズを倒した伊藤投手は全盛期にもどったのか。しかし、このチームは強豪には予想外の力を発揮するが、格下にコロッと負けることもある。

 パナホームはしぶとい。何度も修羅場を潜り抜けてきた。本当につかみづらいチームだ。相手が格下とみてくれれば勝機もある。

 (順当。住友不販は越前が好投。前試合で旭化成を負かした伊藤は最終回に登板。四球二つと安打で満塁のピンチ。その後は討ち取ったようだが、このチームのレーティングを80点以上にできないのはここにある。伊藤がやる気満々なので格上げを検討する)

ポラス(780-1オープンハウス(86

 オープンハウスが優勢。RBA屈指の好投手川崎に、元社会人の新人大島が加入。川崎は「軟式に慣れたら打てるチームはいない」と大島について話した。どちらが先発してもポラス打線をきりきり舞いさせそうだ。

 ポラスは相手がどこであろうとそこそこ戦えるチーム力があるが、ここは川崎でも大島でも打てないだろう。岩瀬が最少失点に抑えればわずかに勝機もあるが、打線で期待できるのは清水くらい。清水と川崎、大島の対決は見ものだ。ここで打てないのならその程度の打力ということだ。 

 (順当だが、川崎と清水の対決は見ごたえあった。記者の注文通り川崎はストレート勝負。清水もよく粘った。岩瀬も好投。この3人は格上げ。チームとしてはオープンハウスは打線にやはり課題があると見て据え置き、ポラスは格上げ。80点にしてもいい)

東京建物不動産販売(711-7住友林業(82

 お互い負ければ予選敗退。背水の陣だろうが、戦力的には明らかに住林が上位。前試合はまさかの完封負け。拙攻のオンパレード。業を煮やした鈴木監督の出場はあるのか。投げるのはエース石井か。

 東建不販は期待の新人高島が故障発生。中1週では回復は絶望と見た。投げられる投手がいない。伽覧も中風で出られそうもない。危ない。

 (予想通り。住林林は必勝態勢で石井先発で、途中から宮田。鈴木監督は今日も欠場。東建不販は相手が石井じゃ打てない。中風の伽覧は1安打。稲富が先発したが、まあしょうがない)

みずほ信不動産販売(680-5積水ハウス京葉(86

 積水京葉が優勢。エース生田は前試合でまさかのサヨナラ負けを喫し弱音を吐いたが、ここはまた元気を取り戻すチャンス。気持ちよく投げられるはずだ。

 みずほ信不相手が悪い。生田がどの程度の投手か観察し来期に備えたい。

 (敗れはしたがみずほ信は大健闘。生田から2安打した新人関口はあっぱれ。生田は許した3安打全て変化球。交そうとする気持ちがすでに負けている。これじゃ川崎にも今野にも勝てない。積水京葉ははっぱをかける意味で格下げ)

旭化成ホームズ(9128総合地所(69

 総合地所は前試合でケイアイスター不動産を撃破した。長島が好投したというが、長島は中1週で登板は無理。先発しても2回持つか。相手がまた最悪だ。

 旭化成ホームズは前試合で今野-山本のかつての黄金バッテリーを復活させたが、ここは新戦力篠永の先発だろう。篠永も背水の陣だ。相手の打力を考える余裕はないはず。汚名返上とばかり全力で投げるか。打線も手心を加えそうな選手はいない。

 総合地所はだれが投げるか分からないが、コールド負けを喫しないようにとにかく勝負。中途半端なストレートは通用しない。記者なら、あの権藤さんの「権藤、権藤、雨、権藤」の向こうを張って「遅球、遅球、ボール、また遅球」に徹する。日ハム多田野の「スカイツリーボール」級の魔球開発は一夜漬けでは習得は無理か。一昨年、住林相手に2回で21点取られ、1時間半の試合時間をほとんど守りにつかされ、7番以下が1打席しか立てなかったような試合だけはみたくない。

 (この点差ほど開くとは思っていなかった。総合地所の先発投手の遅球はそれなりに効果があったと思うが、やはり四球は無駄。北寒寺を四球で出したら1失点と同じ。3球ど真ん中に投げる覚悟が必要。山本監督、初回、6点取って1塁走者が盗塁した。そこまでいじめるか。篠永先発は予想通り。今野は欠場)

大和ハウス工業(70 11 東京セキスイハイム(68

 大和ハウスがやや優勢。前試合で大内が快投したようだが、今回の相手は戦力的にはコスモスイニシアよりやや上だ。大内が疲れから投げられないようだとピンチ。大敗もありうる。トミーは欠場とみた。

 セキスイハイムは劣勢だが、勝てない相手ではない。相手はベテランの域に達しそうな、正直に言えばただ歳を取っただけの選手も少なくない。消耗戦に持ち込めばチャンス十分。若さで圧倒したい。

 (予想通りだがここまで差かつくとは。セキスイハイムは若い。試合後、16時近くまで練習していた。負けて強くなる。ただ、練習を見ていた限りではまだまだ甘い。基本をしっかり学ぶべき。女性選手の井上は最高。華がある。女性マネージャー立川さんのスコアも最高)

 

 

 

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