サンフロンティア不動産内村「いやぁ、太りすぎちゃった。山際さんとどっちが上? (ややあって)そりゃ山際さん」
生き残り賭け死闘-第26回RBA野球大会日曜ブロック3日目が7月27日、三郷サンケイグラウンドで7試合が行われ、決勝トーナメント進出目指し灼熱の太陽にも負けない激しい戦いが展開された。
注目の中大卒サンフロンティア内村がケタ違いの力を見せれば同窓の三井レジ山際が存在感を示し、山際と同期のタイセイ椎名が本塁打を放った。ケンコーポ小笠原は登板過多で途中降板、その間隙をついた初陣日駐はケンコーポにあわやのところまで迫った。66歳の明和藤縄と46歳の元ベイスターズ吉井の対決も実現。元ベイスターズではタイセイ千葉英が元気なところを見せ、三井不動産の工藤は細井監督の結婚を祝う2発を放ち、住友林業からミサワホームに〝移籍〟した遠藤は第一打席で本塁打を放った。ポラスのエース折笠は再三のピンチをしのいだ。行なわれる予定だった東京建物-コスモスイニシアは延期となった。
※試合の○は記者のレーティング通りの●はその逆の結果。( )内は記者のレーティング
○鹿島建設(76)1-2ポラス(81)
ポラスが逃げ切り。初回に挙げた2点をエース折笠が再三のピンチをしのいだ。鹿島建設は高島投手が好投し、打線も再三好機をつくったが後一押し足りなかった。
●サンフロンティア不動産(79)7-4旭化成リフォーム(79.5)
サンフロンティア不動産が接戦を制した。五十嵐-二宮の継投には失敗したが、最後は周東が締めた。鹿児島工-中大の新人内村はホームラン級の当たりを好捕し、逆風をもろともしない特大の2塁打を放った。旭化成リフォームは結城がカーブを狙い打たれた。
○ケン・コーポレーション(89)10-7日本駐車場開発(78)
ケンコーポが乱打戦を制した。エース小笠原は2回降板。後を次いだ片寄、笠が乱打され6失点。日駐は序盤の大量失点が痛かった。2番手以降から得点は大収穫。
●三井不動産レジデンシャル(76⇒78)5-9タイセイ・ハウジー(79⇒77)
タイセイ・ハウジーが逆転勝ち。初回に5失点したが、3回から代わった相手投手を攻め一挙8得点。新人貞池が満塁弾を放ち、3イニングをピシャリと締めた。三井レジは先発内山が2回しか投げられなかったのが誤算。怪物山際が久々に出場。存在感を示した。
○東急不動産(71⇒73)9-2ミサワホーム(68)
東急不動産が快勝。〝ガラスのエース〟関根は次回登板に備えガラス磨きか靴磨き。代わって登板した牧が好投。ミサワホームは住友林業から〝無償〟トレードの主砲遠藤が一発を放ち存在感をアピールした。
○青山メインランド(81)11-0 明和地所(65)
青山メインランドが大勝。今季初登板のエース北野か5回8奪三振の活躍。66歳の明和地所・藤縄投手と46歳の元ベイスターズの青山メイン吉井の対決は強烈な3塁ゴロエラーで吉井は生きたが、勝負は藤縄の勝ち。
東京建物(77)-コスモイニシア(68)
8月下旬に延期
○菱重エステート(72) 1-8三井不動産(82)
三井不動産が圧勝。工藤が江戸川の〝川風〟がアシストし、細井監督と主力メンバー高林の結婚に祝砲の2発。相澤が余裕の完投。菱重エステート佐々木投手は風にも嫌われ、細井監督に暑中見舞いでもないだろうが痛打を浴びた。