〝うりぁ、俺の球を打ってみろ〟ここまではよかったケンコーポ小笠原のビフォー
小笠原のアフター
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケンコーポレーション | 4 | 5 | 1 | 0 | 10 | |||||
日本駐車場開発 | 0 | 1 | 5 | 1 | 7 |
(4回時間切れ)
初陣の日駐 まさかの大量得点におおはしゃぎ
〝俺が田原だ〟日駐
過去3年間日曜ブロックのチームには負けたことがないケンコーポレーションが酷暑の中で凍りつくような冷や汗の勝利をやっと確保した。初陣日駐は予想外の大量得点に大はしゃぎ。みんな舞い上がっていた。
さすがの怪物も酷暑に酷使も影響し、さらに投げる前に隣のグラウンドまで満塁弾を放った反動か、エース小笠原は2回に1失点すると降板。代わった片寄はストライクが入らず火だるまを浴び、たまらず3番手に登板したベテラン笠も火消しどころか火に油を注ぐありさまで2人して6失点。相手の拙守による序盤の9得点がなければ初陣に敗れるという大失態となり、田辺監督の長期政権に暗雲が立ち込める事態の寸前まで追い詰められた。
ナインは試合後みんな敗残兵のようにうなだれ、田辺監督も「継投ミス」と口をへの字にゆがめるしかなかった。堅守を誇るはずの守りも破たん。3失策を犯した。
一方の日駐はまるで勝ったかのように大はしゃぎ。試合後は「ケンコーポはたいしたことない」と好き勝手な解釈を加え、いいたい放題。どっちが王者か敗者か分からない不思議な光景が三郷のグラウンドに展開された。
これ以上ない熱波を吹き付けた太陽は「どっちが勝とうが負けようが俺の知ったことか」とひときわ強い熱線を記者の手首にも浴びせかけた。お陰で記者は回復まで数日掛かりそうな手ひどいヤケドを負った。
○田辺監督 継投ミス…攻撃はよかった
○小笠原 僕の隣のグラウンドまで飛んだ本塁打見た? (試合後はがっくりうなだれていた。小笠原も人の子か)
○笠 片寄が4失点、僕が2失点
○大原 この前の健保大会で投げ、5回を10奪三振ですよ。緩急は星野クラス。ストレート? 100キロ(読者の皆さんは星野氏を知っているだろうか。元阪急の左腕。西武ファンの記者は「星野」の名前を聞いただけで震え上がった)
●田原 ケンさんは思ったより強くなかった。先発の山本は2番手。うちのエースは大沼。背番号30番。〝四街道のスーパーエクスプレス〟と呼ばれたんですよ。大谷より速いかも。2番手で勝てると思った(このコメントはケンコーポにも届く。これから戦うことがあるのかどうか知らないが、戦ったら面白い試合になりそうだ。近づいただけでそれこそヤケドを負いそうな白熱戦は間違いない)
●大沼 千葉工大卒で25歳。背番号は11番でした。1、2年は先発、3、4年は抑え。(ロッテの)唐川とは中学のとき一緒のチーム(四街道出身のようだが、JR総武線は時速100キロくらいの鈍行しか走っていなかったのでは)
3回、久々に本塁打を放った尾関を迎えるケンコーポ
日駐 大沼
登録はしていないようだが、女性選手の長谷川
この選手はだれだったか…