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2014/08/08(金) 00:00

1強ケンコーポ追うのはどこか 日曜ブロック後半戦展望

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ケンコーポ小笠原

 第26回RBA野球大会日曜ブロックベスト8は4チームが決定し、残り4チームは8月31日に行われる試合で決定する。現段階では3連勝で予選を突破したケン・コーポレーションの強さが目立ち、あとはどんぐりの背比べ。どこがケンコーポへの挑戦権を獲得するか混とんとしている。前半戦を振り返り、後半を展望した。

2番手は三井、清水、青山メイン、タイセイ、ポラス

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三井不動産 相澤

 ケンコーポが今年も圧倒的な強さを発揮している。エース小笠原が好調を維持しているのと、打線も上下むらなく打てているからだ。

 小笠原は昨年、登板過多からこの時期に肉離れを発症した。RBAだけでなく、毎年7月に行われている不動産健保野球大会にも掛け持ちで参加しており、小笠原は1週間で3試合投げることもある。

 小笠原はもうすぐ29歳。さすがの怪物もこれだけ連投が続けば故障が発生するのは当然。

 今年も連戦が続けば危ないと思われたが、相手関係もあってここまでは無難に投げている。本塁打も放った。ストレートの威力が衰え変化球に頼るシーンもみられるが、どこと戦っても最少失点に抑える力がある。

 打線も小田を筆頭に羽中田、大原が好調。予選の最終戦では7番の土田が2発を放つなど抜け目がない。

 ケンコーポを追うチームはどこか。前半戦の戦いからしてその候補の一番手は三井不動産か清水建設か。

 三井不動産はまだサンフロンティア不動産との最終戦が残っているが、エース相澤が投げればまず勝ち上がりそうだ。肩痛は抱えているが、変化球のキレが抜群。さすが慶大時代6大学の公式戦で9勝した投手だ。44歳にしてようやく結婚にこぎつけた細井監督のためにも負けられない。

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清水 田村

 清水はエース田村が昨年ほどではないのが気がかりだが、総合力ではケンコーポに引けを取らない。主砲小寺も好調。元独立リーグの治下は病み上がりだが、2年目で真価が問われる。 

 強いのか弱いのか分からないのがタイセイ・ハウジーと青山メイン。

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タイセイ千葉英

 タイセイは投手力がカギだ。新戦力の貞池に注目したい。2年前、韓国で行われたろうあ者アジア大会のオールジャパンのメンバーとして同僚の野呂とともに出場。前試合で好投した。強豪と対決してどうか。打線は兄弟のような元ベイスターズの千葉英と、西武-ロッテの涌井の横浜高校時代の2番手だった千葉政が元気。投手を打線で援護できればドームも見えてくる。

 青山メインは毎年、あと一歩で敗退している。チームとして機能しないところがある。投手力は北野、君島、小松崎らに元ベイスターズ吉井もいる。打線は主砲の石井を中心に下位打線も力がある。

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ポラス折笠

 これらにポラスが迫る。31歳の左腕折笠は球威があり、コントロールも抜群。清水戦では田村と互角に投げ合った。相変わらずの貧打だが、打線が奮起すればドームも夢ではない。

 あとのチームはよほど運に恵まれないと勝ち残れないと見た。

 まず初陣の日本駐車場開発。まだ戦力が読めない部分があるが、千葉工大の新戦力大沼投手が不気味な存在だ。前試合の鹿島戦で6回をオール変化球で2失点(自責点ゼロ)に切り抜けた。ストレートは肩痛で投げられないようだが、後半戦は投げるのか。

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日駐 大沼 

 サンフロンティア不動産は三井不動産に勝てば決勝T進出するが、頼れる投手がいない。ただ、鹿児島工業-中大の内村は只者でないことを証明した。初戦では痛烈なサヨナラ打を放ち、前試合では初回、いきなり3ランを放った。相澤のスライダーを打てるか。中大では外野だったことから判断して投げられないと見た。

 三井不動産レジデンシャルはやや恵まれた。投手は長谷川、遠藤、内山ら数は揃っているが、絶対的なエースがいない。打線も核になる打者がいない。

 旭化成リフォーム、鹿島建設、東京建物、コスモスイニシアは予選を突破することができるか。

 旭化成リフォームは左腕結城の頑張り次第。打線が援護したい。鹿島は高島がよく投げているが、打線に迫力がない。東建は生出が東建不販から戻ったが、チームの総合力でやや劣る。久々復帰のコスモスイニシアはまだ1試合も戦っていない。

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サンフロンティア不動産内村

 

 

 

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