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2014/09/16(火) 00:00

水曜ブロック決勝トーナメント1日目 どっちも勝て 記者の〝勝っ手〟予想

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決勝トーナメント抽選会(ヒルトン東京)

ミサワ東京-オープンハウスなど好カード目白押し

 決勝トーナメント1日目は力が拮抗しているチーム同士の対決が多く、大混戦。例年になく面白い試合になりそうだ。記者のレーティング予想はこれまで圧倒的な的中率を誇ってきたが、今回はそれほど自信がない。(  )内は記者のレーティング

伊藤忠ハウジング(81)-ミサワホーム東京神奈川(77)

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伊藤忠ハウジング

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ミサワホーム東京神奈川

 予選Tを無敗で勝ち進んだ伊藤忠ハウジングがやや優勢とみたが、ミサワホーム東京神奈川に逆転の目がないわけではない。ミサワ神奈川の先発はベテラン清水。さすがにストレートの威力は衰えたが、コントロールと変化球に磨きがかかっている。強振する伊藤忠打線を翻弄するシーンも十分。打線は曲者藤原がカギを握っている。

 伊藤忠は打線が絶好調。大倉は予選でも獅子奮迅の活躍。杉山の出番はないかもしれないが、大倉、神、渡辺の城西大カルテットが元気。オープンハウスとの練習試合では7-9で敗れたが、神のほかに〝隠し玉〟投手を用意したとか。隠し玉を登板させる展開になれば劣勢の場面とみた。急造投手が通用するほどRBAのレベルは低くない。

野村不動産アーバンネット(79)-積水ハウス京葉(84

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野村不動産アーバンネット

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積水ハウス京葉

 積水京葉がやや優勢。RBA屈指の生田が健在。自慢のストレートをミサワの新人高橋に痛打され、2打席目は四球を出し自信をなくした場面もあったが、切り替えてくるか。打線は生田と佐藤が好調。3年目の山崎に注目。

 野村アーバンは2年目のエース茂木が急成長。打線にムラがある積水京葉なら最少失点に抑える力がある。生田をどう抑えるかがカギだ。打線は連打連打で生田を攻略するのは難しいだけに、足を使ってかき回したい。かつての韋駄天佐藤が頑張るか。若手にも期待だ。とにかく生田のストレートに負けないことだ。

三井不動産リアルティ(83)-住友林業(82

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三井不動産リアルティ

 接戦だが予選を無敗で勝ち進んだ三井リアルがやや優勢とみた。エース水野は制球力が増した。住林打線なら完璧に抑えるか。打線は上下むらなく打てる。これまでの対戦成績からすれば劣勢だろうが、〝住林〟のネームにひるまなければ突破できそう。

 住友林業のチーム状態がいま一つ分からない。鈴木監督はこのところほとんど姿を見せず、エース石井は弱気発言を繰り返している。肩、肘の故障を抱えているとみた。鈴木監督の後輩、日大三高出の左腕宮田の早めの継投もあるか。打線がいま一つ読めない。昨年まで主砲だった遠藤は日曜ブロックのミサワホームにトレード。その穴を誰が埋めるか。

スミカ(76)-パナホーム(74

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スミカ

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パナホーム

 レーティング下位チームの対決で、優劣がつけがたい。新人の小澤、齊藤ら若手が元気な初陣スミカがやや優勢とみたが、中沢、岡田ら日替わりで投げられる投手がいそうなパナホームにもチャンス十分とみた。いつの間にかするすると決勝に残る運もある。運も力のうちか。

ミサワホーム東京(87)-オープンハウス(85

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ミサワホーム東京

 勝った方が順当なら旭化成ホームズへの挑戦権を獲得しそうだし、勝った勢いでドームまで一気に勝ち進む可能性もあると見た。

 予選ではミサワが3-0で完勝しているが、この時のオープンハウス川崎は投げる前にバテていた。参考外だ。川崎は同じ轍を踏まないはずだが、どうも性格が優しい。ミサワとの試合でも先頭打者の谷屋に甘いカーブを本塁打されたように、手を抜く癖がある。一発に気を付けたい。

 打線は謝敷に注目。大阪桐蔭で1年から4番を打っていたそうだ。過去、1年から4番を任されていたのは中田(日ハム)、浅村(西武)、平田(中日)くらいだそうだ。怪我でプロ入りを断念したようだが、明大でも4番だったそうだ。謝敷と大和ハウスのトミー(冨永)の対決は見ごたえがあった。日曜ブロックの鹿工-中大の内村とともにRBAナンバー1打者だ。パワーは謝敷が上だろう。

 ミサワの先発は、積水京葉を3点に抑えた新人の渋井もありそうだが、ここはエース古市だろう。謝敷との対決がみものだ。あの松井との対決を避けた明徳のように敬遠策もあるとみたが、謝敷を抑えるようだとスイスイ投げるか。 

 オープンハウス佐藤監督は「決勝Tはベストメンバーで臨める」といつになく強気発言しているのも不気味。

エイブル(78)-東急リバブル(79)

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エイブル

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東急リバブル

 ここも接戦。レーティングは試合運びの上手さからリバブルを上にしたが、これはあってないようなもの。流れ次第でどちらにも転びそう。

 リバブルの先発は谷貝か復調著しい藤巻か。谷貝は三井リアルに完敗した悪夢が振り切れているか。藤巻はやはり突如制球を乱すクセを解消できているかどうか。両投手とも不安を抱えているだけに打線が早めに援護して楽な展開に持ち込みたい。主砲河野がカギとなる。

 エイブルは新人斉藤の先発だろう。伊藤忠戦で初回に3失点し、ちばリハウス戦でも初回に2四球したように立ち上がりに不安がある。力があるだけに序盤を乗り切ればスイスイいくか。しかし、安定感抜群の左腕荒川兄の先発もあるか。

 打線はリバブルと互角。先手を奪いたい。

住友不動産販売(81)-ポラス(80)

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住友不動産販売

 大接戦。住友不販はエース伊藤がやる気十分。旭化成ホームズを倒したようにここも突破するか。しかし、このチームはもともと〝〟チームカラーがある。伊藤も強者には闘志をあらわにして向かっていくが、弱者には手を抜くクセがある。打線は若手が元気いっぱい。課題の守備力も改善されつつある。

 ポラスも負けていない。主砲清水は「住友さんには買ったことがある。旭化成さんとは昨年いい試合をした」と自信満々。岩瀬が最少失点に抑え、自らが打てば勝機も生まれる。清水と伊藤の戦いは5分とみた。

積水ハウス(75)-旭化成ホームズ(91

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旭化成ホームズ

 準々決勝戦8試合のなかでこの試合だけはまずレーティング通りに決まりそうだ。「データ野球」を掲げる積水ハウス小田部長も知将・堀田監督も策の施しようがないくらい力の差はありあり。投げる投手がいない。期待の横内は肩を痛めているようだし、高橋も失点は覚悟しなければならない。ここは坂本を先発させて奇襲作戦もありそう。はまれば3回は持つか。

 旭化成ホームズは今野が必勝態勢。憎たらしいほどコントロールがいい。省エネに徹し、弱いとみれば徹底してつく。弱点を探すとすれば、格下とみて甘い球を投げることがあることだ。積水の打者は死んだふりして一発に賭ける手はありそうだ。今野のコントロールがいいのを逆手にとることだ。

カラオケの上手下手と野球は関係ありません

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積水ハウス京葉 大多和(野球ではもっぱら口撃だけです)

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99点をたたき出したミサワホーム東京(野球もこの調子で勝ち上がるかも)

 

 

 

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