1回裏、同点に追いついたエイブルベンチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | ||||
エイブル | 2 | 0 | 1 | 0 | 2X | 5 |
(延長サドンデス)
東急リバブル 谷貝 制球難でリズム崩す
東急リバブル谷貝
エイブルが延長サドンデスを制しサヨナラ勝ち。荒川卓がサヨナラ打を放った。新人・斎藤投手は力みから制球を欠いたが、2回以降はまずまずの好投。リバブルは谷貝投手の制球を乱す悪い面が出てしまった。
2点先行されたエイブルは1回裏すぐに反撃。1死から相馬、荒川卓が連続四球と重盗で2、3塁の好機をつくり、4番小平の適時打と5番深谷の犠飛で同点。再びリードを許した3回裏には死球で出塁した1番坂木を3塁に置いて小平が左翼前安打を放ち同点に追いついた。延長サドンデスでは荒川卓がサヨナラ打を放った。
リバブルは惜敗。初回、3番横田と6番近藤の適時打で2点先取。3回には敵失からチャンスをつくり、近藤の内野ゴロで再びリードを奪ったが、すぐに同点に追いつかれた。
谷貝投手は変化球が決まらず、ストレートもストライク、ボールがはっきりするなど調子がいまひとつだった。
○ナイン 次はオープンハウス。川崎はそんなにいい投手? (エイブル打線で打てそうな打者はまずいないのでは)
●大槻監督 ダメでしたね。1時間半の中でどうやりくりするか、延長サドンデスも当然考えていたが…
●大見部長 残念だが、いい試合だった。課題も見つかった。新人も入社してきたので何とか2年がかりくらいでチームを立て直したい
自分の力を信じて投げれば打たれない エイブル斉藤投手
エイブル 斉藤
立ち上がりに難のある新人の斎藤投手がこの試合も出だしにつまずいた。初回、いきなり先頭打者に四球を与え2失点。2回以降は立ち直ったが、不用意な四死球が目立った。
記者が斉藤投手の投球を見たのは2試合のみだが、ストレートの威力は水曜ブロックでも上位のものがある。課題はやはり制球力と緩急だ。球に力があるのだから、力まずに投げればスピードはもっと増すはずだ。
今回の試合は味方の拙守もあり自責点は2のみだったが、リズムの悪さが守備にも影響を与えたはずだ。自分の力を信じ、野手陣を信じて投げればどこが相手でも最少失点に抑えられるはずだ。次はオープンハウス。謝敷、隅田ら強打者揃いだが、無駄な四死球を与えなければ最少失点に抑えられる。次戦に期待したい。
高々と犠飛を放った深谷(捕手は山田)
深谷の犠飛で生還する荒川卓
〝反省なくして成長なし〟延々と1時間以上反省会が続いた東急リバブル