抽選会のカラオケ大会で優勝した日駐(左から2人目)だが…
RBA野球大会日曜ブロック準々決勝戦が9月21日、三郷・サンケイグラウンドで行われる。それぞれ力が拮抗しているチーム同士の対決がほとんどで、好試合が期待できる。例によって どっちも勝て 記者の〝勝っ手〟予想。( )内は記者のレーティング
三井不動産(82)-ケン・コーポレーション(89)
三井不動産
ケン・コーポレーション
実績からケンコーポが優勢とみたが、三井不動産がベストメンバーで臨めば互角に戦えると見た。
ケンコーポが勝つとすればもちろんエース小笠原が普段通りの力を発揮した時だ。かつてほどのストレートの威力はなくなったが、それでも他の投手と比べると1枚も2枚も上だ。ストレートと見せかけて変化球ばかり投げるずるさも備わってきた。女房役の羽中田も憎いほどリードがうまい。
打線は頼れるのは小田くらいしかいないが、ベテラン金子が伏兵。歳をとるごとに当てるのがうまくなっている。右打ちに徹すれば相澤を攻略できるか。
三井不動産はもちろん相澤。相澤以外ならまず勝てない。ここは細井監督の結婚を祝うためにも万全の状態で臨むはずだ。鋭いスライダーが武器。まず打たれない。
問題は打線。小笠原を攻略できそうな選手は慶大野球部の斎藤と相澤くらいか。東大で4番だったという山本や先輩の溝口、後輩の浅井は心もとない。
球場が狭いので、小笠原、相澤とも一発に気をつけたい。双方とも一発打てる打者がいる。
三井不動産レジデンシャル(79)-清水建設(82)
三井不動産レジデンシャル
清水建設
清水がやや優勢とみたが、ここも三井レジが万全で臨めば接戦になりそう。
清水は前試合で投げた中嶌もありそうだが、ここはエース田村だろう。最少失点に抑えると見た。打線は小寺が絶好調。元プロ治下は3年目。ここでいいところを見せてほしい。
三井レジは誰が投げるのか。長谷川、内山、遠藤ら数は揃っているが、安心して任せられる投手がいない。打線は〝怪物〟山際が出場すれば田村だろうが中嶌だろうが粉砕する力があるが、欠場の可能性が高いのでは。ここは内山に期待したい。ここまで勝ち上がった運も味方にしたい。
日本駐車場開発(77)-タイセイ・ハウジー(80)
日本駐車場開発
タイセイ・ハウジー
タイセイがやや優勢。誰が先発するか分からないが、前試合で好投した貞池だろう。神大卒の期待の新人高橋の可能性もあるか。打線は間違いなくいい。兄弟のような千葉英、千葉政に井上、野呂もいる。
初陣の日駐は誰が投げるのか。前試合で「肩が痛い。軟式に慣れていない」と言いながらスローカーブとスライダーばかりをコーナーに投げ分け、4安打2失点(自責点はゼロ)に抑えた千葉工大出の大沼か。大沼は試合後、「ストレートを投げたらだれにも負けない。小笠原以上かもしれない」とうそぶいていたが、肩が痛いから投げられないと見た。守備に課題がある。
抽選会で誰かが「記者にぼろくそに言われた」と反発したが、記者は正直に話しただけ。ここで勝ったら逆立ちくらいしてやろう。その勝つ可能性だが、大沼がのらりくらり投げれば、軟投派に弱いタイセイだけに皆無ではない。
ポラス(80)-青山メインランド(81)
ポラス
青山メインランド
レーティング差はわずか1点。打線がいい青山メインを上位と見たが、このチームは強さともろさが同居している不思議なチーム。あの小笠原から3発だったかを放つと思えば、技巧派には凡打の山を築く。ここも安心できない。投げるのは下手投げの小松崎か。
ポラスは新エース折笠にすべてがかかる。休養十分。スイスイ投げれば最少失点に抑えられる。問題は打線だ。主砲成田の前に走者をためたい。接戦に持ち込めれば機動力があるといいたいのだが、みんな歳を取った。作戦通り動ける選手はいるのか心配。
ケンコーポ小笠原(余計なお世話だが、こんなところで歌っている場合か)