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2014/10/06(月) 00:00

近年まれにみる好カード 積水京葉-三井リアル 旭化成-オープンハウス 水曜準決勝 勝っ手予想

 勝てばもちろん歓喜の東京ドーム、負ければ失意のどん底に突き落とされる。勝負とは無情なものだ。勝者と敗者しかない。ために今回も手に汗握る死闘が演じられるのは間違いない。近年まれにみる好カードだ。例によって、どっちも勝て 記者の〝勝っ手〟予想。試合は10月8日。( )内は記者のレーティング

積水ハウス京葉(84)-三井不動産リアルティ(83)

 レーティング差は1のみ。この差はあってないようなものだ。接戦は間違いない。3点勝負だろう。積水京葉のエース生田は完全に自信を取り戻した。前試合では自慢のストレートを過信することなく、変化球も駆使して相手を翻弄した。絶好調とみた。

 打線はやや気がかり。生田は頼れるとして〝おにぎりくん〟佐藤はどうしたのか。このところさっぱり音沙汰がない。代わって急浮上したのが山崎。大事な試合に30分も遅刻するなどもってのほかだが、ここは核弾頭として存在感を見せるか。山崎が打てば生田に回る。生田が打てなければあとは心もとない。

 三井リアルはエース水野が必勝態勢。持ち前のコントロールを発揮すれば、貧打の積水京葉打線を討ち取れる。前試合で好投した北地も一回りなら抑えられるがまさか先発はないはず。

 打線は積水京葉より迫力がある。どこからでも打てる布陣だ。しかし、相手が生田となると攻略するのは容易でない。ストライクゾーンと狙い球を絞って活路を見出したい。前試合で生田をナインが観察した効果はでるのか。それとも怖気ついたか。

旭化成ホームズ(91)-オープンハウス(89)

 第25回大会の決勝カードと同じになった。25回大会決勝では2-2で決着がつかず、再試合で旭化成ホームズが2-0で勝利した。

 今回も2点差勝負だろう。ミスをしたほうが負けるとみた。旭化成はエース今野が健在。前試合では2回で余裕の降板。この日に備えているはずだ。相手打線は頭の中にインプットされているはず。針の穴を通す制球力でここも抑えるか。

 打線は松井が絶好調。川崎を打てるかどうかだが、25大会では決定的な本塁打を放っている。今季も4発くらい打っているのではないか。あとは久保田、津久井あたりか。文字通りビッグマウスの大久保が穴とみた。北寒寺は四球狙いか。

 オープンハウスは雪辱戦だ。川崎も借りを返せなければ男がすたる。目いっぱいの勝負に出る。間違っても連打連打で失点するような投球はしないはずだ。

 打線は昨季よりアップしているのは間違いない。注目はやはり新戦力の謝敷と隅田だ。謝敷のパワーは桁違いだが、これまでの試合を見る限りでは軟式をマスターできていない。真価が問われる。一方の隅田は柔軟性がある。今野の変化球を打てるか。できればこの2人の前に走者を貯めたい。今野あたりに期待がかかる。

 双方の投手にとって怖いのはやはり出会い頭だ。コツコツ当ててくるほうが怖いだろうが、間違いなく双方の打者は一か八かの勝負に出る。長打力のありそうな打者は双方に4人くらいはいるからやっかいだ。

 

 

 

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