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2015/05/30(土) 00:00

ハウスメーカー2位 一条工務店がRBA水曜に参戦 あの草彅が帰ってきた

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草彅氏「当社が自社でつくっていないのはトイレくらい。サッシもトリプルを標準化」(八王子南住宅展示場で)

 戸建て販売戸数で積水ハウスに次ぎ2位、太陽光発電搭載率では全国トップ、就職企業ランキング「地球環境に配慮している」部門で全国総合56位などハウスメーカートップクラスの一条工務店がRBA水曜ブロックに初参加する。創部4年目のチームを引っ張るのは、水曜ブロック経験者ならご存知の方も多いと思われる同社八王子南展示場営業課副長・草彅大介氏(35)だ。

 まず、その草彅氏のRBAでの輝かしい球歴から紹介しよう。

 草彅氏は第20回大会まで日神不動産の野手・投手として在籍。同チームの剛球投手柳原の影に隠れ目立たない存在だったが、柳原が肩痛から投げられなくなった第20回大会、彗星のように現れ、チームを初の東京ドーム決勝戦に導いた。この大会の積水ハウス千葉西戦でノーヒット・ノーランも達成している。東京都日野市出身。

 当時の日神は、第19回大会の準決勝戦で旭化成ホームズに0-1で敗れたものの、剛球投手・柳原が旭化成の今野と互角の投げあいを演じ初の4強入り。翌年の第20回大会では肩痛で投げられなくなった柳原に代わり草彅が獅子奮迅の活躍。準決勝戦でスウェーデンハウスを5-1で破り初のドーム進出を決めた。草彅は6回を1 失点完投勝ち。

 決勝戦は旭化成に0-6で完敗。4回から登板した草彅は5回、先頭打者に四球を与えた際に右ひじを疲労骨折、病院に運ばれた。

 草彅は決勝進出で燃え尽きたのか、披露骨折がよほど堪えたのか日神を退社。縁あって一条工務店に入社。

 しかし、野球を続けようという夢は断ちがたく、入社から3年目の2011年、仲間らと野球部を立ち上げ今日に至っている。

 さてその戦力は? 草彅は「痛み止め注射をすれば投げられないことはないが、絶対的なエースがいる」と、2007年の第89回高校野球選手権西東京大会で準優勝した八王子高校のメンバーの一人だった大嶋(25)の存在を明らかにした。
 この大会で優勝したのは創価高校で、当時の朝日新聞には「初優勝を逃した八王子は、右腕川嶋が腰に故障を抱えながら好投した。個性的な打者が並んだ打線にも迫力があった」と書かれている。
 大嶋は帝京大学に進学したが、硬式野球部ではなくなぜかソフトボール部に入部。(大嶋と言えば、早大のソフトボール部で活躍した後、2011年のドラフトで日ハム入りした大嶋匠捕手と同期で同姓)

 このほかレギュラーはほとんど高校野球経験者。平均年齢は30歳くらいという。最年長は埼玉県の強豪高出身の48歳野手。

 大嶋が野球でも下手で投げるのかどうかは不明だが、東栄住宅との練習試合では3勝2敗とか。ユニフォームはグレーの字に赤の文字のレッドソックスカラーとか。

 草彅氏は、「私は謝敷さんが甲子園で本塁打を放ったのを見た。だから、オープンハウスと対決したいし、(川崎)投手がそんなにいいのか確かめたい。日神? 柳原は投げられないだろうから、わたしが投げるかも」と、双方に挑戦状を叩きつけた。「もし、当たったら手加減してください」と、妙に弱音を吐いた。

◇     ◆   ◇

 草彅氏の話からすると、大嶋の力量はいまひとつ読めないが、参加36チームの中位くらいには評価できそうだ。東栄住宅と互角ということからすれば決勝トーナメント16チームに入れるかどうかは微妙。くじ運に恵まれても8強どまりとみた。

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2×6のモデルハウス

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3.11のとき、いわき薄磯地区の海岸集落で唯一津波に耐えた同社の木造軸組みと同じ仕様のモデルハウス

 

 

 

 

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