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2015/06/02(火) 00:00

RBA野球大会に東急ホームズが参戦 「1つは勝ちたい」佐藤主将

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佐藤主将(右)と同じ部署の鶴﨑選手(佐藤氏の身長は164センチ)

 東急不動産ホールディングスグループの東急ホームズが第27回RBA野球大会水曜ブロックに参戦する。2013年4月に正式に創部してからまだ2年だが、バッテリーはしっかりしており、侮れないと見た。主将の佐藤匠氏(36)に話を聞いた。

 同社の正式創部は2年前の4月。それまでは東急不動産グループの野球大会などに出場していたが、同社取締役相談役・山口洋次郎氏(当時社長)の「RBA野球大会に参加しないか」という声掛けがきっかけで仲間同士が創部した。現在、部員は20名。平均年齢は30歳半ば。

 創部して最初に試合を行ったのは同じグルプの東急不動産。1-7と惨敗した。放った安打は1安打のみだった。当時の東急不動産の日曜ブロックでのレーティングは「67」。ここに惨敗したのだから力量は推して知るべし。

 しかし、これは参考外。その後着々とチームづくりを行っている。昨年は、40チームが参加する横浜市都筑区の大会に参戦。秋の大会はベスト8まで進出。今年春の大会は強豪チームと対戦したこともあって1回戦で敗退しているが、RBAの大会にはバッテリーを強化して臨む。

 チームを引っ張るのは佐藤氏だ。佐藤氏は山形県の公立の強豪、米沢高校卒。野球部では捕手。36歳になった今でも毎週のように野球をやっており、チームのエースとして投げてもいた。

 ところが、新チームには捕手がおらず、「捕手がいないと野球にならない。僕がやることにして、20歳の弘前高校出身の島津を投げさせる。このまえ、初めて球を受けたが、ムキになってコントロールを見出し、試合を壊すタイプではない。うまくリードすればそこそこいけるはず。1勝はしたい」と話した。佐藤氏も投げるシーンも十分ありそうだ。

◇       ◆     ◇

 記者は、この「ムキになって…」を聞き、若い島津投手も佐藤氏に任せれば抑えられるのではないかと予想した。野球は監督もそうだが、実際は捕手が試合を仕切る。強いチームは間違いなく捕手がいい。

 ということは、少なくともこのチームはバッテリーだけは水準の力があるとみた。他の選手については「3~4人は野球経験者」らしい。

 佐藤氏の話から判断してズバリ、記者は予選で1つか2つか勝つ力はあると見た。くじ運に恵まれても現段階では予選突破の力はないとみた。

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  佐藤氏の肩書は横浜市青葉区あざみ野にある同社施工本部第一工事部工事1課主任。建売住宅の施工グループに所属しており、現場監督が主な仕事。

  施主は三井不動産レジデンシャル、相模鉄道、大京など。神奈川全域を担当している。本業も頑張っていただきたい。

 

 

 

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