地所リアルナインと応援団
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ポラス | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1x | 6 |
ポラス まさか5点差ひっくり返される 〝心が〟折笠がっくり
ポラス折笠
記者のレーティング73の三菱地所リアルエステートサービスがレーティング80の格上のポラスに5点差からの逆転サヨナラ勝ち。主砲橋本が同点弾を放ち、木下がサヨナラ打を放った。西田投手は満塁弾を浴びながら3回以降を0に押さえた。ポラスはまさかのサヨナラ負け。エース折笠は肩を落とした。
5点を追う地所リアルは3回、この回先頭の1番松田、2番木下の長短打で好機を作り、3番落合の内野ゴロと4番橋本の安打で2点。さらに5回には敵失からチャンスをつかみ、落合の3塁打と橋本の2ランで同点に。同点の6回には、1死1、3塁から木下が見事に右翼前に流しサヨナラ。
西田は2回に満塁本塁打を浴びだが、スライダーがよく決まり、3回以降はよく踏ん張った。
ポラスは悔やまれる敗戦。2回、5番東窪の安打と敵失、四球から好機をつくり9番甲斐の満塁弾で一挙5点を奪った。しかし、その後は3回の2死3塁、5回の1死2、3塁の好機に後続が凡退。
先発は18歳の新人甲斐。甲斐は2回から球が浮き出し、スタミナ不足を露呈。急きょ登板した折笠は調整不足。
○榊監督 次は栗山を予定している(栗山は力があるが、ここしばらく登板していない)
●成田監督 投手交代は間違っていなかったと思うが…
サヨナラのホームを踏んだ吉田
歓喜の地所リアルナイン
左から橋本、木下、西田
地所リアル 実際の采配は岡野-猪股? 榊監督は飾り?
負けたらこっちをトップの写真に使うつもりだった(地所リアルの応援団)
地所リアルナインが試合後、サンケイグラウンドのクラブハウスで祝杯を上げていた。みんな車で帰るためか、記者以外、酒は一滴も飲んでいなかった。かき氷をほおばっていた。
しかし、日曜ブロックに移動して2年振りの勝利で、しかも強豪のポラスにサヨナラ勝ちしたためか酒には酔っていなかったが、勝利には完全に酔いしれていた。さらに砂糖の甘さで脳がしびれ、氷の冷たさで舌がもつれたのか、滑舌の具合も絶口(好)調だった。
唇じゃなかった口火を切ったのは宮原だ。「榊監督はお飾り。マスコット」と爆弾発言をした。驚いた記者に向かって近藤が静かに頷いた。(と、書けとナインはけしかけた。そういえば、榊監督は野球は素人。地域のママさんバレーのコーチを長年務めている)
ナインが真相を明らかにした。実際の采配を振るっているのは岡野だそうだ。岡野は試合前、記者に「この前はありがとうございました」とお礼を言われる覚えがないのにお礼をした(個人的に理由がないほけではないが)。
その岡野は試合途中でグラウンドを後にした。「台湾へ出張のため」だそうだ。(なるほど、アジアからのインバウンドに対応するため台湾に飛ぶというのは理解できる)
そして、その後の采配を引き継いだのが仙台から呼び寄せたヘッドコーチ猪股(50歳)だそうだ。猪股本人は首を横に振ったが、国分町の帝王とかで、野球も知悉しているという。(仙台勤務は事実のようだ。仙台には素晴らしい「泉パークタウン」がある)
ここからが猪股采配がすごい。5回裏、1点を還し、なおも無死3塁。打席に立つ4番橋本に「2球目を狙え」と指示したのだという。橋本はその通り2球目を強振し、同点の2ランを放った。
橋本の女性友だちは「かっこよかったと」目を潤ませた。橋本は顔をゆがませた。
すごいのはとどまらない。最終回の6回の裏、1死1、3塁。打席には2番木下。記者はスクイズもあると考えたが、木下は何と初球の甘い外よりのストレートを右に流した。球はライナー性で1、2塁間の間を破り、3塁走者の吉田が小躍りしてホームを駆け抜けた。
木下に「初球から打て」と指示したのも猪股だった。打たれた折笠は「初球から狙ってくるとは思わなかった」と悔いた。
榊監督は試合後、「次は栗山」と栗山先発を匂わせたが、これは影武者・猪股の台詞か。
ポラス川守田 「起用してくれない」憂さを記者にぶつける
左から川守田、渡辺
試合後、ポラス成田監督らからコメントを取っているときだ。「危ない!」という声とほぼ同時に記者の後頭部にたいして痛くはなかったが、かといって痛くなかったかと言えばそうでもない衝撃を受けた。頭を直撃したホールが弾んで目の前を飛んでいった。
振り返ったとき、ナインが「投げたのは川守田」と叫んだ。川守田はずっと先から「ごめんなさい」と叫んだ。投球練習をしていたようだ。川守田と記者の間は優に25メートルくらいはあった。投球間隔だったら、記者は昏倒していたはずだ。どうしてこんなに距離が離れているのにボールが当たるのか。
脳みそを覚醒された記者は瞬時にその理由を理解した。川守田は試合中「オレが一番うまいのに、監督は出してくれない」とぼそぼそとつぶやいていた。つまり、監督が起用してくれない不満と試合に負けた悔しさを晴らすためにわざと記者を狙って投げたのだと。
そこで叫んでやった。「このヤロー、川守田!その程度の球でオレを討ち取れるか!」と。そのボールを受けていたこの日ノーヒットの4番渡辺はしらばくれった。これからは川守田を背後に置かないよう気をつけよう。成田さん、川守田を出してやってください。(それにしても成田の鈍足はメヒア以下。5回、代打で2塁打を放ちながら内田の2塁打でホームに返ってこれないとは。あそこで点を取っていれば相手の息の根を止めたかもしれない)
ポラスの18歳新人カルテット(左から大迫、甲斐、犬童、東窪)木遣りを覚える練習もしているそうだ
甲斐投手