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2015/09/10(木) 00:00

水曜も日曜も大混戦 優勝戦線に異状あり 決勝T組み合わせ決まる

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RBA野球大会抽選会&RBA女子会(ヒルトン東京で)

 第27回RBA野球大会決勝トーナメント抽選会が9月10日行われ、水曜ブロック16チーム、日曜ブロック8チームのそれぞれの組み合わせが決まった。水曜も日曜も強豪チームが分散し、どこが優勝するか混とんとしてきた。

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抽選の結果を見守る各チームの出席者

日曜ブロック ケンコーポ頭一つリード あとは大激戦

 4強入りできる力がある6チームが二つの山にそれぞれ3チームが入ったことで優勝戦線が混とんとしてきた。

 強いて優勝候補をあげるとすればレーティング90のケンコーポか。エース小笠原は涼しくなって絶好調のようだ。最近は緩急をつかった頭脳的なピッチングをする。機動力もある。勝つ野球をする。しかし、田辺監督によると女房役で主砲の羽中田はオーストラリアに研修中で、「いつ帰ってくるか分からない」そうだ。羽中田が欠けたら戦力ダウンは避けられない。ケンコーポが絶対ではない。

 追うのは、三井不動産、タイセイ、清水建設、旭化成リフォーム、青山メインが横一線。レーティングも1点差で並んだ。その日の出来が明暗を分けそう。

 勢いがあるのは旭化成リフォーム。江上監督が「後半戦は尽誠学園出身の西井が投げる。右の横手投げ。左の下手投げの結城もいる」と、西井の投げ方まで公言した。打線は金田を中心にまとまっている。

 清水はエース田村が安定しており、主砲の小寺は「田村さんが頑張れば、俺も頑張る」と語った。

 三井不動産はエース相澤の出来次第。予選ではスピードがなかったが、決勝に向け調整してくるか。打線は新人大坪の加入で他の野手も動きが一変した。

 タイセイは2年目の貞池投手が安定感を増した。打線は千葉英は波があるが、やはり2年目の花井がシュアなバッティングをする。

 あとのチームはよほど頑張らないと4強入りは難しいと読んだ。日駐・大沼が「打率4割、2発」と絶好調ぶりをアピールしたが、投げられないことを認めた。石郷岡がどこまで踏ん張るか。トーシンも猪俣はスタミナがないことが判明した。

 ミサワ塩島監督は「女性マネージャーがすごくいい。選手で出したい。出したら3点のアドバンテージをくれないか」と話したが、久米大会委員長は首を縦に振らなかった。

水曜ブロック 旭化成と積水神奈川が準決で激突か

 レーティング92の王者・旭化成ホームズの優勢は揺るがないが、順当なら初陣ながらレーティング89で次位に付ける積水ハウス神奈川と準決で激突する。積水神奈川はエース秋山の出来がカギを握る。打線は互角とみた。

 同じ山で割って入るとすればオープンハウスだ。エース川崎はこれまでの2試合で12回投げ27個の三振を奪った。打線が奮起すれば旭化成を倒す力がある。

 伊藤忠ハウジングは、渡辺投手が三井リアル戦で見せたようなピッチングをすれば善戦できるが、ここは相手が悪すぎる。野村アーバンも8強までとみた。

 もう一つの山は、甲乙つけがたいチームが集まったことで混戦模様。レーティングは昨年準優勝の三井不動産リアルティが86でリードしているが、ここにきて投手力に不安の種が芽生えてきた。伊藤忠ハウジング戦で好投した松浦投手は、ミサワ戦で制球を乱し、痛打を浴びた。安西監督は「あれは最悪だったが、松浦は大丈夫」と発言したが…。

 三井を追うのはミサワ東京、エイブル、リストか。ミサワ東京は投打のバランスがいい。エイブルは斉藤、田口の2枚看板が揃った。リストは舟山が予選で不調だったのが気がかりだが、打線はいい。

 古豪の住友林業、東急リバブルはやや投手力が弱い。ポラスも8強までか。

 

 

 

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