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2015/10/05(月) 00:00

RBA水曜ブロック決勝T 7日開幕 記者のどっちも〝勝って〟予想

 いよいよ水曜ブロック決勝トーナメントが7日開幕する。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。レーティング上位チームの勝率は予選では7割を超えた。決勝はチーム力が拮抗してくるので外れる確率も高まるが、どうだろう。( )内は記者のレーティング。

エイブル(84)-ミサワホーム東京(88)

 打力がやや勝るミサワ東京がやや優勢。打線は2年目の高橋が精彩を欠いているのが気になるが、若手と中堅のバランスがよく、下位からでもチャンスが作れる。投手はエース古市の先発だろう。古市は新人の頃よりスピードが落ちてきたが、変化球が使えるようになってきた。渋井もエイブル打線を封じる力がある。

 エイブルは齊藤、田口の両投手が好調。どちらが先発するか分からないが、間違いなく継投だ。先手を奪って逃げ切りを図るのが勝ちパターン。双方とも2、3失点に抑える力がある。

 問題は古市を攻略できるか。坂木、坂本、荒川兄弟、海野ら巧打者揃い。機動力で相手守備陣をかきまわしたい。レーティングは4点の差をつけたが、そんな差はないか。

東急ホームズ(72)-ナイス(82)

 ナイスが優勢。山本投手と稲見の両新人がいい。宅建の直前で出場できるかどうか。出られなくても正木がいる。やや波があるのが心配だが、調子がいいとスイスイ投げる。

 東急は劣勢だが、運を味方につけたい。エース佐藤がどこまで踏ん張るか。

スターツコーポレーション(81.5)-ミサワホーム東京 神奈川(81)

 極めて難解な試合だ。レーティングは互角とみたが、記者の沽券に係わるのであえてスターツを0.5ポイント上にした。新人の井原投手は前試合のポラス打線から15三振を奪った。これは本物だ。守りに不安があるが、力で牛耳るか。

 ミサワ神奈川は清水が投げる。投球術はRBA屈指。若手が多いスターツ打線を翻弄する場面も想定したい。打線は井原から連打連打で得点するのは難しそうで、少ないチャンスをものにしたい。主砲鈴木がカギを握る。

旭化成ホームズ(92)-オープンハウス(88)

 優勝候補同士の激突。旭化成がこの10年間で敗れたのは4度ある。17回大会、23回大会、24回大会、26回大会だ。

 ところがエース今野はまだ一度も敗れたことがない。23回大会ではオープンハウスに延長の末、サヨナラ打を許しチームは4-5と敗れはしたが、延長サドンデスを記者は投手成績に含めない。くじ引きみたいなものだからだ。だからこの試合で今野に負けはつかなかった。あとの3回の敗戦投手は17回大会が常田、24回大会が平山、26回大会が篠永だ。

 この間、今野が何試合投げたかテータはないが、1年に5試合として50勝0敗だ。

 オープンハウスが勝つとすれば、川崎が完璧に抑え、誰かが走者を置いて長打を放つケースだろう。今野から長打を放てそうな打者は…やはり謝敷だろう。謝敷が打てば打線が活気づく。明大の同窓だからといって遠慮はいらない。

 旭化成も川崎から得点するのは難しいが、少ないチャンスをものにする試合運びのうまさはオープンハウスをはるかに凌駕する。主砲松井は打てるか。

リスト(84)-積和不動産(80)

 リストがやや優勢。予選ではエース舟山がピリッとしなかった。どう調整してくるか。横溝の先発もあるかもしれない。打線は強力だが、波があるのが気がかりだ。

 積和は、小田川-寺島の継投か、あるいは寺島の先発か。相手は強いが、投手に不安がある。先手を奪い慌てさせたい。チャンス十分とみた。

積水ハウス(79)-野村不動産アーバンネット(81)

 レーティング差は2ポイント。総合力で野村アーバンがやや優勢とみたが、エース茂木がやや心配。継投もありそう。打線は若手の加入で厚みが増した。

 積水は高橋の出来次第。ピンチに力を発揮するタイプ。堀田監督も「うちのエースは高橋」と全幅の信頼を置く。打線は高齢化が進行しているが、みんな老け込む歳ではない。逆転の芽も十分とみた。野村は大応援団を繰り出しそうで、冷静に対処できるか。

三井不動産リアルティ(86)-東急リバブル(82)

 みんな看板を背負っているからだろうか、不動産流通会社の対決はどの試合も面白い。選りによってどうして初戦からシード権を獲得したチーム同士でしかも流通会社対決になったのか。

 この試合も大激戦になりそうだが、ここ数年は三井リアルがリバブルを圧倒している。ここも押し切るか。新エース松浦はストレートがそれほど速いわけではない。変化球のキレで勝負するタイプ。リバブルの打線が好調だけに失投が命取りになるケースもあるか。石谷捕手が投げるのに意欲的なのが気になるが、まさか先発はないはずだ。

 打線は互角以上。神を中心に怖い打線で、意外性のある選手も多い。藤巻、猪股もよく行っているはずだ。

 リバブルはやはり投手力がカギを握る。今季は藤巻が好調で、課題だった制球難が解消されつつある。かつての大エース猪股も復活した。猪股の先発はないとみたが、いつからでも投げる準備をしてくるはずだ。

 松浦投手のような変化球投手は苦手かもしれないが、コントロールがよければ却って狙いやすいか。

積水ハウス 神奈川(89)-オークラヤ住宅(78)

 初陣だが、古豪の雰囲気が漂いだした積水神奈川が優勢。誰が投げるのか不明だが、エース秋山だろう。打線は間違いなく旭化成と互角かそれ以上だ。

 オークラヤは相手が悪すぎた。丸山も小森も抑えるのは容易でない。残念ながら玉砕しかない。

 

 

 

 

 

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