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2015/10/10(土) 00:00

RBA水曜ブロック 10・14 準々決勝 どっちも〝勝って〟予想

 RBA水曜ブロックはいよいよ準々決勝戦が10月14日に行われる。4試合のうち2試合は優劣がはっきりしているが、あとの2試合は互角。接戦必至だ。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内は記者のレーティング。

ミサワホーム神奈川(81⇒84)-エイブル(84⇒85)

 大接戦だ。ミサワは46歳のベテランエース清水だけでなく、新人の大沼が加入し継投が決まっている。

 打線はいまひとつだが、しぶとさがある。前試合では主砲の鈴木が欠場したのが気になるが、代わって守った吉田捕手が3つ盗塁を阻止した。盗塁阻止率は5割。打撃は鈴木がはるかに上回りそうだが、守るだけなら鈴木より上かも。

 エイブルもレーティングを一ポイント引き上げ、こちらを上位とした。投手は斉藤と田口の勝利の方程式が完成。先発を務める斉藤は最初から飛ばすことができる。田口も完投能力がある。

 打線も貧打が解消しつつある。荒川兄が好調なのに対して荒川弟がいま一つのようだが、弟が打てば打線がつながる。坂木、坂本、海野らも元気だ。

東急リバブル(82⇒84)-リスト(84⇒85)

 この試合も激戦必至。リバブル猪股の復活には驚いたが、何しろ第17回大会の優勝投手。肩痛を抱えているが、三井リアル戦ではそのそぶりも見せなかった。投げたあと痛みがないのか、中1週で疲れはないのか不安はあるが、ここも先発か。藤巻も臨戦態勢のはず。

 打線はやはり主砲の河野に期待がかかる。相手は左だが本格派。攻略すればチームは勢いづく。伏兵も多い。

 リストは横溝が前試合で完封勝ち。猪股と同じ、肩痛を抱えているが、猪股より一回り近く若い。力で押すか。舟山も復活を宣言している。

 打線も田中、杉山、横溝に35歳のベテラン海藤が前試合で2本のヒットを放った。上げ潮ムードにある。昨年は2連敗(1試合不戦敗)で予選敗退しているだけにここは必勝態勢だ。好打者岩島はどうした。

旭化成ホームズ(92)-ナイス(82)

 旭化成ホームズが優勢。今野の先発はないとみた。2番手平山の先発だろう。平山は今野の影に隠れて印象は薄いが、他のチームなら堂々のエース。好調なら落ちる球(フォークか)でナイス打線を翻弄しそう。

 打線も若手がベテランからレギュラーの座を奪いつつある。ここは「鬼の居ぬ間に洗濯」する余裕はないはず。存在感をアピールしたい。

 ナイスは新人の山本投手、稲見ら4人が宅建直前のため欠場するのが痛い。どこまで抵抗するか。正木は気迫で投げるタイプ。劣勢を跳ね返せるか。

 打線は村尾、横澤を中心に元気だ。今野が欠場すれば勝つ可能性は皆無ではない。平山は顔に似合わず心臓が強いほうではない。出塁したら足でかき回したい…打てる横澤、芦沢の2枚看板はRBA屈指の鈍足だが…。

積水ハウス神奈川(89⇒90)-野村不動産アーバンネット(81⇒84)

 積水神奈川が優勢。エース秋山は肩痛が再発。まず登板は無理。代わって初戦のケイアイスター戦で先発した工藤が投げるそうだ。工藤はその試合で1安打5奪三振3四球完封している。野村アーバン相手でも完封する力があると見た。

 打線は絶好調。斉藤、岩佐、石田ら化け物揃いだ。草野球大会「ストロングリーグ」でも「swat」として上位の成績を残しているとか。

 野村アーバンは御前試合で見事なピッチングを披露して宮島社長を喜ばした茂木の踏ん張り次第。相手が違うので完封は難しそう。

 失点覚悟で打線がどこまで援護できるか。あのチーム存続の危機にあるPL学園出身の中川はどうしたのか。宅建の直前で勉強に忙しいのか。

 しかし、この期に及んで猛勉しても落ちる者は落ちる(受かる者はうかる)。付け焼刃で受かるほど宅建は甘くない(名前だけ「宅建士」に格上げしてどうすると記者は思うが)。「ドームに行くために試合に出させてください」と上司に懇願してはどうか。ここで活躍し存在感を示せばチーム存続の希望の光を灯すことになるかも。宅建に臨む姿勢は積水神奈川の斉藤に聞いてほしい。

 

 

 

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