野村が6点目を挙げた場面
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス神奈川 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | |||
野村不動産アーバンネット | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | X | 7 |
水曜ブロックと日曜ブロック合わせ全59チームのレーティングがせいぜい20位くらいしかない野村不動産アーバンネットが、第2位の91積水ハウス神奈川を圧倒、7-3で快勝した。〝大ちゃん〟こと佐藤が初回に3ランを放ち、43歳三根が強打の積水打線を抑えた。積水神奈川は先発の八木が誤算。
先のラグビーワールドカップでは世界ランキング3位の南アフリカを13位の日本代表が破り、日本中が沸きかえったが、今夏の野村の勝利はそれくらい衝撃的な、記者にとっては屈辱的な出来事となった。三根監督は「レーティングがおかしいんだよ」と平然と語った。
野村は初回、先頭の折笠いか3者連続の四球と暴投で難なく1点先取。続くこの日は4番に座っていた佐藤が3ランを放ちこの回一挙4点を挙げ逆転。2回にも四球の2走者を置き、2番塚本が2点2塁打で突き放した。
前試合で素晴らしい投球をした茂木はヒジ痛で登板回避。代わって登板した43歳の三根監督兼投手は5回を3失点。最後は塚本が投げた。
積水神奈川は惨敗。初回は先頭の崎浜が安打し盗塁と内野ゴロで3進後、3番若佐の犠飛で1点を先取したまではよかったが、大量失点が堪えた。先発の八木は球威もコントロールもなかった。
○三根監督 レーティングの差なんかないと思っていた。俺、来週の水曜が誕生日。次投げられるか? 無理、無理(さすが大昭和製紙(白老)時代、あの興南高校出身の我喜屋監督時代に活躍しただけのことはある。三根の先発は全然読めなかった)
○木内応援団長らナイン どうせ大番狂わせなどと書くんでしょ。そうじゃないんだよ。これがうちの実力、実力。ベスト4まで進んだことないけど(…)
○マネージャー 大ちゃんが3ラン(佐藤の愛称が大ちゃんなんて全然知らなかった。佐藤はかつてチームの1番打者として孤軍奮闘。首位打者を獲得した年もあったのではないか。最近は衰えたと思っていたが、こんな大試合で本塁打を放つのはさすが)
●若佐 完敗です。完全に力負け。工藤? 仕事
〝これが俺たちの実力なんだよ〟佐藤(左)と三根監督
〝誰だ、負けたら廃部などと言ったのは〟がっくりする積水ナイン
土下座して自己批判する積水の選手