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2016/05/30(月) 00:00

大和ハウス 「最弱」が「大穴」に急浮上 2人の有力新人を補強/大原監督

 圧倒的な的中率を誇る記者の独断と偏見によるRBA野球レーティング(例のハンデ師とは関係ありません)で、今季は水曜ブロックの最弱チームチームと判断し昨年の「72」から「60」くらいに格下げしようと思っていた大和ハウス工業の大原正義監督と青山の事務所ビルでばったり出くわした。ここぞとばかり喫茶店に連れ込み(ごめんなさい。「連れ込み」などという下品な言葉を使ってしまいました。もちろん「お誘いして」です)取材を開始した。

 大法螺じゃなかった大原監督は文字通り法螺を吹くことしか知らないのか、これまで裏切られ放しで恥をかかされ続けてきたが、今度ばかりは信ぴょう性が高いと判断して、決勝トーナメント進出は確実と見た。レーティングは「80」以上に引き上げる。「大穴」候補だ。

 すごい投手・野手が入ったようだ。しかも一人でなく2人も。

 一人は上原健太(25~26歳)だ。埼玉栄から駒大に進み、プロも注目していたらしいが、ヒジを痛めプロを断念。準硬式に転向したという。

 大原監督は「三菱UFJさんと練習試合をやったが、全然打たれなかった。本人は『まだ万全じゃない』と言っているが、硬式のマックスは145キロ。軟式でも130キロは出ていた。トミー(最近はさっぱり出てこなくなった)クラス」と、大原監督は太鼓腹(じゃなかった太鼓判)を押した。

 もう一人は星大介。東京新大学リーグに属する東京国際大出身の新人だ。大原監督から聞いたのだが、同大学の硬式野球部の監督は元広島監督の〝名将〟古葉竹識氏(79、今季から名誉監督)なのを初めて知った。星はその古葉監督から教わったのだという。古葉監督はこれまでのプロ野球監督の中で5本の指に入る名監督だと記者も思う。

 大原監督は「星はまだ軟式に慣れておらずノーコンだが、バッティングがいいので上原と4番、5番が打てる。間違いなく決勝Tに行く」とまた太鼓腹をゆすった。

 「僕? ダイエットしており体重は93キロから83キロに落とした。目標は75キロ」とまたまた巨腹を突き出した。

 大和ハウスは第15回大会で大原監督ら強打者を揃えてベスト4入りしたが、その後はわが国の人口動態を先取りする形で高齢化の一途をたどり、この10年間の成績は12勝26敗。勝率は.316。この中には昨年の不戦勝も含まれるから、実質的には.297。これが打撃成績なら立派なものだが…。

 

 

 

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