ドームを黄色に染めた住友不販大応援団
もう一つの東京ドーム決戦は住友不動産販売が2連覇-第6回RBA不動産流通カップ決勝戦、住友不動産販売-野村不動産アーバンネットが6月1日、東京ドームで行なわれ、住友不販が終盤に反撃し4-1で逆転勝ち。2連覇を達成した。エース伊藤が初回の1失点に抑え、新人の駒谷が反撃の初安打を放ち、石井が決勝打を放った。
野村アーバンは初回に塚本の適時打で先制したが、その後は伊藤の粘りのピッチングに屈した。エース茂木は3回までパーフェクトに抑えていたが、4回、突如崩れ同点に追い付かれ、5回に登板した三根監督兼が4四死球を与え逆転を許した。
住友不販は岩井重人会長を始めほとんどの幹部が応援に駆けつけるなど約1,200人の応援団を繰り出し、野村アーバンも前田研一社長に宮島青史会長(前社長)、金畑長喜・前々社長、北村章・前々々社長など歴代社長が顔を揃えるなど約800人の応援団を送り込んだ。住友が黄色、野村が紺のTシャツに分かれ、1球ごとに大歓声が巻き起こる応援合戦は都市対抗野球を髣髴とさせるほどの盛り上がりを見せた。
結果は勝者と敗者に分かれたが、野球が企業をひとつにした。感動のうねりがドームを包み込んだ。
住友不販(左)と野村アーバンそれぞれの幹部が顔を揃えた(こんな光景はまず見られない)
スコアシート 20160602182045.pdf