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2016/06/29(水) 00:00

RBA日曜ブロック3日目 記者のどっちも〝勝って〟予想

 第28回RBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント3回戦9試合が7月3日(日)、三郷・サンケイグラウンドで行われる。例によって記者の独断と偏見によるどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

ミサワホーム(76⇒79)-ケン・コーポレーション(90)

 ケンコーポが優勢。清水に逆転サヨナラ勝ちするあたりはやはり強いということ。ここも楽勝か。エース小笠原は勝てば決勝T進出が決まるから満を持して登板か、それとも相手が格下と見て、もう一枚投手がほしいからほかが投げるかもしれない。悩ましい選択だ。

 ミサワは54歳で最多勝利投手記録を更新した鉄人大野が予告先発。あるいは最少失点におさえるかもしれず、打力が著しくアップしているので善戦は可能だが、ここはいかにも相手が悪すぎる。

 勝ったほうが3連勝で決勝T進出が決まり、負けたほうは青山メイン-清水の勝者と決勝Tをかけ戦う。

青山メインランド(84⇒82)-清水建設(88)

 青山は前回ふがいない試合をした。2点格下げ。小松崎が投げられないようでは苦戦必至。選手の集まりも悪い。

 清水はケンコーポに惜敗したが、チームのムードは悪くないはず。ここは治下が先発か。相手はストレートには強そうな選手がたくさんいるが、ここが正念場。緩急をどう使うか。

 勝ったほうは、ミサワ-ケンコーポの敗者と決勝T進出をかけて戦う。

タイセイ・ハウジー(83⇒83.5)-三井不動産(83)

 レーティングが同点同士の戦い。激戦必至だ。負けたほうは予選敗退が決まる。タイセイは誰が投げるのか。貞池か。貞池はグラウンドの狭さもあったが、青山メイン打線に乱打された。不安あり。打線は千葉英が好調。

 三井は、東大の山本-内海-浅井がクリーンアップを打ったことくらいしか情報がない。投げたのも山本。

 試合は、9人集まるのがやっとの、誰かが怪我でもしたらその場で敗者となる可能性が高い三井よりは、まだ控えがいそうなタイセイを上位にした。 

 旭化成リフォーム(83.5)-三菱地所(84)

 大接戦。レーティング差はわずか0.5。どっちに転ぶかは丁半のばくちに例えると怒られるのでやめるが、愛と憎しみは紙一重くらいにしておく。勝てば決勝T進出だから双方とも必勝を期すはずだ。しかし、負けても次は明和-トーシンの勝者だから、まあ気楽な戦いになるかもしれない。

 旭化成は風間か西井か。西井は前回、いきなり四死球を2つ出した。ここは風間か。風間も連投が利くかどうか不安。 三菱地所は社の先発が堅い。

明和地所(72⇒78)-トーシンパートナーズ(79⇒75)

 明和がやや優勢。新人が数人入り戦力が大幅にアップした。投げられる投手も2~3人いる。レーティングを6点あげた。投打でトーシンを圧倒すると見た。鶴田が「最強の敗者」と書いたが、これはどういう意味か。敗者の中の最強の敗者なのか、敗者の上に立つ敗者ではない勝者になるということか、それともここで勝っても、次に当たる旭化成リフォーム-三菱地所の敗者との勝負には負けるという、経理・財務を担当していた、今は監査室の鶴田ならではの深い読みからくるのか。であるならば、鶴田の頭脳は相当なものだ。

 (と書いたら、また鶴田からメールが届いた。「最強の敗者」とは、最強の敗者とはラグビーW杯で日本の健闘をたたえた言葉です。南アを倒し、予選で3勝1敗の成績の成績を納めながら、過去に例のない予選敗退となったことから呼ばれた言葉です!⇒そうだった。ということは、結局、最後は負けるということか。これについても鶴田は気が付いたようで、「あ、それでは明和も予選敗退ですよね」)

 トーシンはチーム崩壊寸前。投げる投手がいない。

 勝者は旭化成-三菱の敗者と決勝T進出をかける。

菱重F&P(81)-サンフロンティア不動産(82)

 ここも大激戦。双方とも戦力はアップしたが、投手にやや不安がある。菱重は司さん(義積)が頑張るか。

 サンフロは末次-内村の中大コンビに期待がかかる。

 負けたほうは予選敗退が決まる。

鹿島建設(77⇒82)-三井不動産レジデンシャル(78)

 勝ったほうが決勝T進出を決める。情報がなく三井不動産レジデンシャルの戦力が全く読めないのでレーティングは据え置き。このチームはやってみないとわからないチームだ。

 一方の鹿島は新人が大活躍。沈滞ムードを一挙に吹き払った。しかし、相手は施主、株主でもある。とはいえ、ここで負けるようでは〝鹿島〟の看板に傷がつく。〝お客さまは神様〟の構造を変えられず、恥は永代まで残る。ここは相手を見下し絶対的な優位に立つチャンス。負けてももう1試合あるが…。

ポラス(80⇒78)-三菱地所リアルエステート(81⇒80)

 ポラスの貧打は深刻。レーティングを2点下げる。折笠は3連投に他売られるか。不安のほうが先に立つ。

 地所リアルはすい星のように現れた、月光仮面のようなロシア生まれの新エース寺田が祖国か母国か、単にロシアで生まれただけのことかもしれないが、ロシアに帰るために戦線を「離脱」するというから、苦戦は免れない。しかし、これは敵を欺くための見え透いた戦略かもしれず、急きょ「残留」を決める可能性も否定できない。ロシアの駆け引きの巧さはわが日本も学ぶべきだ。

東急不動産(71⇒75)-野村不動産パートナーズ(72⇒74.5)

 僅差。レーティングを同じにし、勝っても負けても記者の都合のいいような予想はしない。東急と野村の前回の試合の相手関係など総合的に判断して、0.5だけ野村を下位にした。吉田投手は6失点もした。あんなかわいい顔の投手が、勝てるとはとても思えない。

 しかし、東急が安田を完封したというのもアンビリーバブル。それでも1.5点だけレーティング上位にしたのは、新人がそこそこ活躍するのではと読んだからだ。ここは地に落ちた記者のレーティング付与能力が健在であることを、頼りになりそうもない谷口ではなく、新人に託そう。

 敗れたほうが予選敗退。

 

 

 

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