初回の2死満塁のピンチを抑え、高瀬捕手に迎えられる遠藤
〇鹿島建設(77⇒82) 8-4 三井不動産レジデンシャル(78)●
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 1 | 3 | 0 | 4 | |||||
鹿島建設 | 5 | 2 | 1 | X | 8 |
鹿島建設がこれまで分が悪い〝お客さん〟相手にまったく遠慮せず圧勝。三井不動産レジデンシャル渡辺監督は「いや、相手は相当ガチガチになっていた。とくに3塁手がビビっていた」と、溜飲を下げていた。
鹿島は初回、小林尚が粘ってきれいにセンター返しの安打を放つと、2番榎本の犠打は敵失となり、3番小林勇、4番高瀬、5番鈴木の3連続四球で2点。さらに敵失と小林尚の2塁打などでこの回一挙5点を奪った。2回にも高瀬、鈴木の連続2塁打などで2点を追加した。
先発の遠藤は大量点に守られ、4失点完投。
三井不レジは初回の拙守がすべて。先発大栗が犠打の処理を誤りピンチを広げ、満塁の場面で中塚1塁手が痛恨の悪送球。
初回の攻撃で2死満塁の好機を逸したのも痛かった。2回は8番川崎の本塁打、3回には4番内山、5番小平田、7番中塚の安打と敵失で3点を返したが、序盤の大量失点がこたえた。
三井不動産レジデンシャル大栗
〇福本監督 相手のミスに助けられた。これから幕張でもう1試合ある。新人は天狗になると困るから〝豊田二世〟などと書かないで
〇ナイン そうなると、あいつ(豊田)がほくそ笑むかも
〇山本尚 新婚です。指輪? そこのどぶに捨てたのじゃありません。大事なものですからちゃんと保管しています
●渡辺監督 相手は(オリンピック景気で)儲かっているからな。しかし、あの3塁手(上野)は意識していたぞ。それより、〇〇の△△をうちに引っ張るよう下調べをしている(マスコミ禁止用語でも戦前の発禁本の文言ではありません。これを公開すると大騒動になるから書きません)
小林尚(左)と遠藤か