〝打てないときは、足で稼ぐんだ〟暴投で生還した東建不販 加覧
ちばリハウス(77⇒78) 0-1 東京建物不動産販売(81.5⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京建物不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | |||
ちばリハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東京建物不動産販売が、加覧の激走でもぎ取った1点を守り切った。肩痛を抱える新人エース齋藤はストレートを封印して、絶妙の変化球で相手を牛耳った。ちばリハウスは篠原が力投したが味方の援護がなかった。
残塁が7~8個もあったように、チャンスを作りながら点が奪えない東建不販は5回、無死1、2塁の好機に4番加覧の投手ゴロで3塁走者が飛び出し三本間に挟まれ憤死。続く磯田もショートゴロで3塁走者が本塁で封殺。2死2、3塁から、篠原が暴投する間に、「一か八か」の賭けに出た3塁走者の加覧がホームを駆け抜けた。
新人エース齋藤は肩痛を抱えており、「ストレートを投げたら壊れていた」と試合後話したように、ほとんどカーブ、スライだーなどの変化球でちばリハウス打線を封じた。球を低めに集め、内外に投げ分けた頭脳的ピッチングが光った。
ちばリハウス小川監督はいつもきちんと取材に対応するが、この日は悔しさではらわたが煮えくり返っていたのか、記者が取材に行こうと思ったらすでに姿はなかった。かわいい女性がたくさん応援に駆け付けたのに勝利をプレゼントできなかった。
東建不販 齋藤
〇稲富監督 チャンスはいっぱいあったが、なかなか点が取れず苦しかった。加覧は間合いを図っていたようだ。飯野が2安打。ライト杉本の守備もよかった。次? 俺が投げるか
〇加覧 一か八か
〇齋藤 ストレートを投げていたら壊れていた。のらりくらり投げた
〇尾崎 齋藤が投げられなければ、次は俺が投げる
稲富監督(左)と飯野
杉本(左)と尾崎
いつもは9~10人くらいなのに、この日は倍以上の選手・応援団がいたちばリハウス
〝加覧さーん、痛風早く治してよー〟ちばリハウス 女性応援団
〝大きなお世話だ、お前らに言われたくないよ〟加覧