〝俺も連投はつらいよ〟清水 治下
ミサワホーム(79⇒81) 1-5 清水建設(88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 5 | |||
ミサワホーム | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
清水建設が快勝。2つのバントを決め手堅く得点すると、治下-田村の黄金リレーで逃げ切った。ミサワホームは野田がよく投げたが、相手が1枚上だった。
清水は2回、この回先頭の5番治下が敵失で2塁まで進むと、続く上島が手堅くバントし、8番荒内の内野ゴロで治下が生還し1点先制。3回にはこの回先頭の9番松崎が2塁打し、1番狩野の進塁打と2番田村の内野安打で1点追加。1点差に追いつかれた5回には、またもこの回先頭の松崎が2塁打で出塁すると、狩野がバントを決め、田村、3番金子の連続四死球で満塁と攻め立て、治下が2点2塁打を放ってダメ押し。理想的な攻めを見せた。
先発の治下は初回、いきなり2四球を出すなど不安な立ち上がりだったが、3回まで1失点に抑え、田村につないだ。
ミサワは3回、この回先頭の9番尼子が2塁打し、1番小尾の内野安打と2番須賀の外野フライ(記録は敵失)で1点を返したが、その後は継投に交わされた。
先発の野田は力投したが、相手の手堅い攻めに屈した。
〇本間監督 治下? あいつはピッチャー引退だ
〇治下 大丈夫。置きにいった。試してみた(その後は訳の分からぬマスコミ禁止用語を連発して煙に巻いた)
●塩島監督 今日は本気で勝ちに行ったし、勝てると思った
本間監督(左)と治下
清水 治下(左)と帰ってきた金子
清水 狩野(DONNÉ&COMP 田中勇介氏提供)
ミサワ 唯一の打点を挙げた須賀(記録はエラーか)
ミサワホームの強さは本物か タイセイ危うし!?
ミサワホームの反省会
ミサワホームは試合後、塩島監督らが反省会か単なる飲み会かわからないが、クラブハウスで延々と少なくとも2時間以上は酒を酌み交わしていた。記者もその輪に入り、ビールをおごってもらいお土産にワンカップまでもらったので、何を話したかは書けないが、次に当たるタイセイ・ハウジーも油断をすると足元をすくわれかねないということだけははっきり言っておく。
投手の野田、捕手の小尾、主砲の川口らはとにかく若くて元気。怖いもの知らず。調子に乗らせたら怖い。
タイセイは投げるのは貞池かもしれないが、貞池は危ないということだけヒントを与える。今季の出来ではミサワ打線を抑えられない。左腕の高橋が先発すると見たが、高橋なら抑えられるか。
千葉英も用心したほうがいい。「千葉英にはストレート勝負だけはするな」と野田に何度もしゃべったが、野田は全然聞いていなかった。そもそも千葉英が何たるかを野田は知らないようだ。手玉に取られるかもしれない。
知らないことが幸か不幸かは記者の知るところではない。
左から小尾、川口、野田