2ランを放ち生還した佐藤(右)を迎える応援団長・木内
野村不動産アーバンネット(88) 4-3 伊藤忠ハウジング(85⇒87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | |||
野村不動産アーバンネット | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 4 |
(時間切れ)
野村不動産アーバンネットが接戦を制し、決勝T進出をもぎ取った。茂木が調子が悪い中で完投。初回の3失点を打線がカバーした。伊藤忠は初回にクリーンアップの連続安打で3点先取したものの、その後は攻めきれなかった。
野村は先発茂木が前週からひじの痛みを抱えており、本来の直球ではなかったが、変化球を織り交ぜて三振と凡打の山を築き、2回以降無失点で投げ切った。監督・本人とも「悪いなりに投げられるようになった」と評価する成長の投球だった。
打線も応えた。3点を追う初回裏、1番折笠が安打で出塁。続く佐藤が会心の2点弾。1点差に詰め寄ると、3回には先頭の佐藤が中前打し、盗塁と敵失で三進、4番吉本の安打で生還して同点に。そして5回、先頭中川が三塁手への強襲安打で出塁すると、2盗と進塁打で三進した2死後、暴投で逆転のホームを踏んだ。
伊藤忠は初回、4番渡邊の安打で先制。続いて5番神と6番森田の安打で2点を加えた。2回と4回に得点圏へ走者を進めるも、決定打が出ず。
○三根監督 ビハインドを感じず、浮足立たず、地に足を付けて戦えた。遊撃手が出られないなど不測の事態があった中での勝利に、若い選手が入って層が厚くなったと感じる。決勝Tはベスト4には行きたい
○茂木 調子は悪く、何回まで投げるかも決まっていなかった。初回に3点とられてしまったので、みんなが点を取ってくれるまでと思って投げ続けた。ひじは決勝Tまでに治します
○佐藤 クリーンアップにつなごうと左方向へ打ったら、いい感じのホームランに。久々です。塁に出ている時は常に走ることを考えている。昔はすべて成功だったのが、40歳の今は時々差されちゃうんですけどね。三塁では、内野ゴロなら何でも本塁に突っ込む気でした
●面髙監督 いい試合。先制は良かったが続かなかった。逆転は三塁手のグローブのはめ遅れが元。サードとしてあるまじき。2戦目ミサワホーム東京、3戦目三井不動産リアルティ、4戦目タウングループに勝ち、今季は強かった。紙一重で決勝Tを逃したが、来年頑張ります
●神 初回の打席(1死1・3塁)では、球が前へ飛んでくれました。投球は、ストライクが取れていたと思う。でも来年は投げません。1~2年後にまた投げます
暴投で生還する中川
中川を迎える木内
茂木
野村 佐藤
吉本の適時打で生還した佐藤
同点打を放った吉本
初回の先制攻撃にご満悦の伊藤忠ハウジング面高監督
伊藤忠ハウジング 神
初回、2番大倉・3番篠原・4番渡邊のホームイン
来年頑張るぞ! 面髙監督(右)と、監督が来年に期待する岡田