第28回RBA野球大会 決勝トーナメント(ヒルトン東京で)
抽選後の左から清水・治下、ケンコーポ羽中田、ケンコーポ田辺監督
組み合わせ表をスマホに収める参加者
日曜ブロックはいきなり2強対決、水曜は強豪が分散-第28回RBA野球大会決勝トーナメント抽選会が9月8日、都内のホテルで行われた。日曜ブロックは初戦でいきなり前大会の覇者・ケン・コーポレーションと準優勝の清水建設が対決することが決まり、水曜ブロックは予選を無敗で勝ち上がりシード権を得た4チームと強豪チームがそれぞれの山に分散する組み合わせとなった。抽選会では高円寺阿波踊りに毎年参加している第三企画連が本場徳島の有名連・殿様連とともに踊りと鳴り物を披露し、参加者から拍手喝さいを浴びた。
【日曜ブロック】
予選を無敗で勝ち上がった王者ケン・コーポレーションと、予選でケンコーポに惜敗した清水建設がいきなり対決する。地力に勝るケンコーポが優勢と見たが、清水は前大会決勝で先発し自滅した治下が〝俺がエース〟と雪辱を期す。エース田村は遊撃手で先発するとか。主砲の小寺は「115キロのボディビルター」(治下)に変身したようだが、激太りで115キロのストレートしか投げられない状態かもしれない。ケンコーポのエース小笠原は好調を維持しているようで、羽中田も元気な顔を出していた。
勝ったチームが東京ドームに近いと見た。タイセイ・ハウジーは両チームに分が悪い。左腕高橋が踏ん張り、花井が小笠原を攻略できればチャンスがある。〝千葉兄弟〟は足を引っ張りかねないとみた。
もう一つの山は大混戦。どのチームにもチャンスがある。シード権を得た鹿島建設と三菱地所がやや優勢だが、他のチームもその日の調子次第で浮上する。やや不安なのはサンフロンティア不動産だ。主力のほとんどが宅建資格を取得しておらず出場できるかどうか。堀口社長に言いたい。不動産スキル・専門知識を優先することが「人財教育」ではない。記者は〝野球も本業も〟だと思う。せっかくのドーム進出のチャンスを逃してほしくない。
〝なに、住友不販? 負けるわけないだろ〟と言ったか言わないかリバブル古屋(手前)
〝そんなにアップで撮らないでよ〟(どこのチームでしたか、オープンハウスさんでしたか)
【水曜ブロック】
順当なら、旭化成ホームズ(住友不動産販売)、オープンハウス、積水ハウス神奈川、野村不動産アーバンネットが4強に進みそうだ。
旭化成ホームズは絶好調。倒せる相手は住友不動産販売・伊藤が完璧に牛耳るか、積水神奈川が今野を攻略するかのどちらかだ。オープンハウスは守備に不安があるし打線がやや弱い。野村アーバンは発展途上。何かが欠けている。
ほかは苦しいが、初参加のタウングループと28年目で初の決勝Tを決めたみずほ不動産販売の対決は見ものだ。タウン丘監督は「ドームを目指す」と強気発言をした。初戦で旭化成ホームズと戦うことになった一条工務店の参加者は頭を抱えていた。
リストは、倉持監督が「勝ち上がれば娘(倉持明日香さん)とほかのAKBをドームに連れてくる」と話しているようだが、今の戦力では一つ勝てるかだろう。ドームは遠いと見た。
阿波踊りを披露する第三企画連
〝頼むよ、俺をドームに連れてってくれ〟野村不動産アーバンネット金畑前社長(RBA顧問)と野村アーバンの参加者