ケンコーポ土田
ケン・コーポレーション(90⇒90) 5-4 清水建設(88⇒89)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | ||||
ケンコーポレーション | 0 | 0 | 5 | 0 | X | 5 |
ケンコーポ小笠原
ケンコーポが逆転勝ち。4回、2死満塁から9番・土田が満塁ホームランを放った。発熱のため調子がいま一つだったエース小笠原はここぞという場面で踏ん張った。清水は優位に試合を運んだが、エース田村が死球と満塁弾で一挙に崩れた。今年で3度目の対決だったが、3度目の正直ならず。2度あることは…に終わった。
3回まで土田の1安打に抑えられていたケンコーポは4回、この回先頭の3番大澤がきれいにセンター前に返すとすかさず2盗。4番羽中田が四球を選び好機をつくると、5番矢澤の犠打が捕手前に大きく弾む内野安打となり満塁に。6番小笠原と7番朝日は投手フライ、1塁ファウルフライにそれぞれち取られたが、8番の代打・井上が死球でまず1点。続く土田が左翼越え満塁本塁打を放ち逆転。
エース小笠原は初回に3連打を浴び2失点し、3回にも本塁打を許し失点。最終回にも1失点し一打逆転のピンチを迎えたが、何とかしのいだ。
清水は惜敗。初回、先頭の狩野が敵失で出塁した1死後、3番治下、4番中島、5番金子の3連続長短打で2点を先取。3回にも中島の左翼越え本塁打で突き放した。2点を追う最終回には、2つの四球と金子の適時打で1点差に追い上げ、なおも2死2、3塁と攻め立てたが、代打の尾田が内野ゴロに倒れ万事休す。
田村投手はコントロールがよく、3回まで1安打に抑えたが、4回の満塁機で痛恨の死球から満塁弾を浴びた。
清水田村
〇田辺監督 先発は治下だと読んでいた。土田がよく打ってくれた
〇土田 打ったのはストレート。今日は合っていた(3回のチーム初安打もきれいにセンター前に返した)
〇羽中田 小笠原? あいつは昨日は38度の熱があった
〇小笠原 (治下を三振に打ち取った球はすとんと落ちたが)あれは魔球桃子。しり上がりによくなった。相手はかなり振り込んできたようだ
●本間監督 今年3回目。がんばりますからよろしく(と試合前、田辺監督に挨拶。3度目の正直ならず)
●中島 (3回の本塁打は)打ったのはスライダー。タイミングを外されたが…
逆転の口火を切った大澤(左)と満塁弾を放った土田
逆転満塁弾を放った土田
ケンコーポ田辺監督
ヒーローになり損ねた清水 中島