4回2死3塁のピンチを抑えた小笠原を迎えるナイン
タイセイ・ハウジー(85) 0-1 ケン・コーポレーション(90)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 1 |
ケン・コーポレーションが完封勝ち。敵失で挙げた1点をエース小笠原が要所を締め守り切った。
タイセイ・ハウジーはまたも惜敗。左腕高橋が1安打に抑えたが、味方の援護がなかった。打線はケンコーポを上回る4安打を放ったが、あと一押しがなかった。千葉英は本塁打性の当たりを放ったが、打球が外野ポールに当たり跳ね返り、2塁打にとどまるなどツキにも見放された。
ケンコーポは4回、この回先頭の3番大澤が四球で出塁した2死2塁から、7番小笠原の3塁ゴロエラーでラッキーな1点を挙げた。得点は結局この1点のみ。放った安打は3回に2死から1番村上が放った3塁打のみだった。
エース小笠原はコントロールが冴えた。ストレートを見せ球にコーナーに変化球を投げ分けた。4安打を許したが、ここぞという場面では三振を奪うなど踏ん張った。
タイセイは3回、1死から9番千葉政、1番花井が連打を放ったが後続が続かず。4回には1死から5番千葉英が3塁線を破る長打を放ったが、打球が外野のポールに当たり2塁どまり、6番山下の犠打で千葉英は3進したが、続く檜垣は三振。5回にも花井が安打したが、2番内山が三振。本塁が遠かった。
タイセイ・ハウジー 高橋
〇田辺監督 お互いチャンスをつかみながら得点できない、いい試合だった。小笠原は久々の千葉にヒットを打たれた
〇小笠原 最後の打席で千葉さんにストレート? 投げるわけないでしょ(初回の対決は、初球スローカーブで千葉を驚かせ、2球目は外のスライダーが決まり、3球目は高め内角のストレートの釣り球で三振に斬った場面は見ごたえがあった)
●千葉政 (小笠原は)コントロールがいいね。一球一球考えて投げている(解説者のように感心していた)
●千葉英 最後の打席は(相手は)レフトを深く守らせたので、小笠原はストレート勝負に来ると思ったが…あいつも情けない。ドームに行きたかった
●花井 (小笠原は)スビードはそんなにあるとは思えないが、微妙に動くカットボールがやっかい
●高橋 仙台勤務に異動になったので…来年は…
敵失で生還したケンコーポ大澤(捕手は井上)
〝千葉さん、その手には乗らないよ〟ケンコーポ 小笠原
〝小笠原、勝負だ、ストレートを投げよ〟(6回、千葉英。結果は変化球でショートフライ)
〝俺も30越えだぞ、こんなゲームはきつい〟小笠原
決勝のホームを踏んだ大澤