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2016/11/30(水) 00:00

第28回RBA野球 日曜ブロック ベストナイン発表 更新

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三井不動産レジデンシャル吉田投手

 記者が選んだ独断と偏見による2016年RBA野球日曜ブロックベストナインを発表します。さらに今年は新人王、カムバック賞、特別賞を設け、トータルで34名を選びました。◎印がベストナインです。無印は貢献度などを加味しました。

 貢献度は、分かりやすくするためプロ野球選手に置き換えればどの程度の〝年俸〟になるかを考え、金額で表示しました。金額はこれまでのチームと個人の実績も踏まえたものです。したがって、強いチームや出場年数が多い選手は相対的に高額となります。

 貢献度に疑義のある方や選に漏れたことで納得がいかない方はRBA事務局へお申し出ください。熟慮の上判断いたします。各チームからまんべんなく選ぶことを心掛けたため、選外となった選手でも同等の力がある選手がたくさんいることを申し添えます。

 いうまでもないことですが、本業とリンクするかどうか記者は関与しませんし、間違っても参稼報酬調停に持ち込まないでいただきたいと思います。

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ケン・コーポレーション小笠原

 投手部門では満票(といつても選ぶのは記者のみだが)でケン・コーポレーションの小笠原投手だ。水曜の旭化成ホームズ今野投手とともにRBAを代表する投手だ。肩を酷使してきたため、夏場になるとバテて痛打を食らう場面も2、3年前はあったが、30歳を超えピッチングに幅が出てきた。快速球投手から見事に変化球投手に変身しつつある。

 三井不動産レジデンシャルを東京ドームに導いた吉田投手を2番手に挙げたが、吉田投手は新人だったか。ふてぶてしい投球をするので新人ではないことにした。清水建設・田村投手はいうまでもなく日曜ブロックを代表する安定感抜群の好投手。

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清水 田村

 悩ましいのが同じ清水の治下投手。ストレートの速さは日曜№1だ。制球が安定し、変化球も決まるようになれば田村も小笠原も抜く。三菱地所・社、ポラス・折笠、三菱地所リアルエステートサービス・寺田は、それぞれ打力のあるチームで投げればドームに行ける力がある。

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清水戦で決勝打を放ったケンコーポ羽中田

 捕手は、この人ケンコーポの羽中田以外にいない。小笠原が勝てるのも女房役の羽中田のリードのお陰かもしれないし、羽中田は打でもいつもチームに勝利をもたらす主砲だ。

 三井レジ篠塚は未知数の部分が多いのだが、本人は「どこでもこなす」と、ユーティリティプレーヤーであることをアピールしている。準決勝戦では鹿島の先頭打者の盗塁を阻み、完全に足を封じた。ただ者ではないかもしれない。タイセイ・ハウジー井上はメタボ体質が気掛かりだが、まだ主砲の座は譲らない。

 内野手は、清水・小寺、ケンコーポ・大澤、三井レジ大石、ケンコーポ土田を選んだが、鹿島・中原、青山メインランド石井らと互角。ほかのチームにもいい選手がいるかもしれない。

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本塁打を放ったサンフロンティア不動産・末次を迎える内村

 外野手の3人は〝中大卒トリオ〟の三井レジ・山際、サンフロンティア不動産・末次、サンフロ・内村で決まりだ。末次が32歳、山際が27歳、内村が26歳だから、山際と内村は同じチームで戦っているはずだ。末次は元独立リーグだから〝格上〟だろうが、馬力は山際が一番ではないか。一度投げたのを見たが、制球力に欠ける。投手は無理だろう。内村はこれから軟式に馴れたら怖い。肩が壊れているようだが、〝二刀流〟に挑戦してほしい。

 青山メイン平野、タイセイ花井、清水・中島も力はそん色ない。山際を入れたら末次も内村も入れなければ取材拒否されるのが恐くて入れたまでで、来年活躍したらひっくり返す。

 DHはやはり千葉英だろう。存在感があるし、いつも丁寧に取材に応じてくれる。ぶんぶん振り回す姿勢がいい。菱重ファシリティー&プロパティーズ善積はネットで調べてほしい。重工神戸で活躍した選手。名前が記者と同じ「司」。奥さんがまたきれいだ。

 関係ないが、東急リバブルには「長谷川司」さんがいる。小柄だがなかなかシュアなバッティングをする。旭化成リフォーム金田は監督業も兼任するが、当たり出すと止まらない。自ら打てばチームをドームに導くことができる。

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鹿島 遠藤

 新人王は、鹿島建設の遠藤。惜しくも三井レジに敗れたが、三井レジの山際、大石、篠塚以外を抑え、最終回まで1失点に踏ん張った。かつてのエース豊田より上かもしれない。チームメイトの高瀬捕手と二人が頑張ればドームも見えてくる。

 三菱地所・澤田は岐阜-東大卒の新人。旭化成リフォーム戦で野球人生初の逆転本塁打を放ち、チームに勝利をもたらした。宅建は合格したのだろうか。

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〝鉄人〟ミサワホーム大野

 カムバック賞はミサワホーム大野投手と東急不動産・谷口。54歳の大野は三井不動産レジデンシャルリース戦で2安打完封勝ち。RBAの最年長勝利投手記録52歳を17年ぶりに更新した。まさに鉄人。ストレートは今年参加の18チームのエース級と比較して10番目くらいに入るのではないか。

 特別賞には大野のほか東京建物の村部を選んだ。開幕前に大風呂敷を広げ、初戦の三菱地所リアル戦で自ら投げ、抜群の立ち上がりを見せたと思ったら、2回につるべ打ちされた。

 しかし、昨年は一度も出場せずあの難しい不動産鑑定士の資格取得に挑戦。「平日は朝2時間、昼1時間、夜2時間、土・日曜日は10時間」の勉強に励み、見事に合格した。RBAの選手でこの資格を持っている選手は村部以外ないはずだ。

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東京建物・村部

 

 

 

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