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2016/12/22(木) 09:37

三菱地所リアルに救世主!? あの甲子園を沸かせた日本文理出身の石井〝入団〟

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〝2枚看板が揃ったぞ〟エース寺田(左)と新人の石井

 皆さんは、2009年の夏の甲子園、新潟県勢として初めて決勝戦に進んだ日本文理のことを覚えていらっしゃるだろうか。相手の中京大中京に9回までに4-10と6点差をつけられながら土壇場で猛反撃。5点を奪い、スタンドの4万7千人の大観衆を熱狂させた試合を。この試合、日本文理の石井選手は1年生。(スコアを調べたら出場したのは16名で、そこに石井の名はなかった。登録選手は18人が限度だから、石井はベンチにいたのかいなかったのかは不明)

 あれから7年。23歳になった石井は「社会人を断って、(あれからどこに行ったのか聞かなかったが)三菱地所リアルエステートサービスに入社することを決断」した。「俺の力でチームをドームに導いてみせる。この冬はダルビッシュに負けないくらいの肉体改造をやる」と豪語した。

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地所リアルの忘年会

◇       ◆     ◇

 記者は先日、地所リアル野球部の忘年会に突撃取材を敢行した。2008年に続き、今回が2度目だ。

 他の取材をこなし、駆けつけたのは20時前。宴たけなわ。参加者は「うちはこれしか飲まない」と最下級の「獺祭」をぐびぐびと呷る背番号〝肉(29)〟榊監督を筆頭に38名。いつものメンバーの3倍だ。飲み会だけは皆勤賞の選手が圧倒的多数を占める中、みんなゆで蛸かカエルのように出来上がっていた。

 とりわけ元気だったのは〝謎の男〟岡野だ。岡野は、背番号〝肉(29)〟から監督の座を奪ったのか、それとも陰で操る摂政の座にでも収まったのか、口角泡に刺身のツマやら焼き肉の肉片やら日頃のうっぷんやらを目の前の料理の上にまき散らし、食品ロスになるのも一切構わず、〝こら、〇〇、お前な、シンガポールではえらいおとなしかったやないか!☆^v(*´Д`)ペンパイナッポーアッポーペンI have a pen. I have an Apple 俺は英語しゃべれへんのや〟〝初打席、初安打の俺の大記録を、お前は…☆^v(*´Д`)〟などと訳の分からぬことを喋りまくっていた。

 さすがだったのは「29」。ニクい一発を放った。「みんな部署はバラバラ。こうして集まると一緒になれる。新人も年長クラスも差別なんかしない」と。伊達に監督業を張っているわけではないことを見せつけた。

 先に戻るが、果たして石井は地所リアルの救世主になれるか。寺田が投げ、石井が得点するパターンが決まればひょっとするかもしれない。しかし、まだ2~3枚足りない。もしドームに進出したら、かわいい女性マネージャーと一緒に千鳥になって、千鳥ケ淵に飛び込んでやってもいい。

 あれは何年前か、久々に勝って水は膝頭もない日比谷公園の噴水に飛び込んだ遠藤を道連れにするプランはどうだ。

 このチームの欠点は-最大の魅力でもあるのだが-「組織の三菱」の企業風土とは真逆の、あまりにも個性的でやりたい放題の選手が多すぎるということだ。この意外性がたまらなく面白い。来年も突撃取材したい。

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榊監督(左)と岡野

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〝この前、3人でバランタインを2本開けたわよ〟年長3人娘(記者はかつて12年物を1週間に4本開けて糖尿病になった)

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年少3人娘(中央は飛距離ナンバー1の宮原)

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宮原(左)と〝手が早く、足が遅い〟嶋根

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〝俺が応援団長の近藤だ〟

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〝頼むよ、遠藤、お前が打てなくなったから勝てなくなったんだ〟

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〝俺が高野だ〟

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〝俺が大阪桐蔭の名折れの福井だ〟

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〝うまく撮れよ〟

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〝うわぁ、なに、これ〟

三菱地所リアルエステートサービスが〝夜の三冠王〟 忘年会に記者が突撃取材(2008/12/17)

 

 

 

 

 

 

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