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2017/06/08(木) 00:48

ケンコーポ 3年連続5度目の総合優勝 最終回に大逆転 積水神奈川 工藤力尽きる

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ケンコーポ 勝利の瞬間

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ケン・コーポレーション  
積水ハウス神奈川  

 

 ケン・コーポレーションが3年連続5度目の総合優勝(※)-第28回RBA野球大会総合優勝戦、ケン・コーポレーション-積水ハウス神奈川が6月7日、葛飾区総合スポーツセンダー野球場で行われ、日曜ブロック覇者のケン・コーポレーションが最終回に一挙8点を奪い、逆転で5度目の総合優勝に輝いた。新人の上松と日曜ブロック決勝戦で好投した大澤の継投が決まった。新人の最上が同点打を放つなど代打攻勢が実った。積水ハウス神奈川はゴジラ斎藤の2点適時打で先制したが、エース工藤が最終回、味方の失策をきっかけに崩れた。

※ケンコーポは第26回、第27回大会の日曜ブロックで優勝しているが、総合優勝戦は行われておらず、水曜、日曜各ブロック優勝チームが総合優勝チームとされた。総合優勝戦を戦い、勝ったのは第24回大会以来4年振り3度目。

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ケンコーポ上松投手

 7回まで散発の4安打に抑えられていたケンコーポは最終回、この回先頭の矢澤が敵失で出塁した1死後、主砲の羽中田が右中間突破の3塁打を放ち1点を返した。続く山田、井上が連続四死球で満塁とすると、新人の7番最上の2点適時打で同点に追いついた。

 勢いに乗るケンコーポはさらに内野ゴロ野選と敵失をからめ村上、大澤、羽中田の安打などでこの回一挙8点を奪い大逆転。

 先発の新人・上松(27)は立ち上がり制球に苦しんだがしり上がりに調子を上げ6回まで味方の失策による2失点に抑えると、7回からは日曜ブロック決勝戦で好投した大澤が無難に抑えた。

 積水ハウス神奈川は終始試合を優位に進めたが、エース工藤が最終回に力尽きた。試合後「8回は未知の世界」と語ったように明らかに限界に達していた。堅守の守備陣も3つの失策・野選で足を引っ張った。工藤の自責点は3のみ。

 得点は5回、四球と敵失で得た1死満塁の好機にゴジラ斎藤の技あり2点適時打などで奪った3点にとどまった。2回に1死から浜崎がチーム初安打を放ちながら盗塁に失敗し、齋藤の後ろを打つ5番山縣が3度の得点機に凡退したのが痛かった。

〇田辺監督 (総合優勝戦で)やっと勝ててうれしい。9回までやるつもりで投手を2枚用意し、継投も予定通り。いつかチャンスが巡ってくると思っていた

〇上松 大学(武蔵大)ではそんなに投げていないし、卒業後の4年間は野球をほとんどやっていなかった。変化球が決まらず苦労した。皆さんに助けてもらった(尻上がりに調子を上げ、ストレート、シュートが決まった)

〇羽中田 新人がよく打ってくれた。上松と大澤? うーん、いい勝負。上松はしっかり練習を積めばよくなる

〇最上 マルチネスです(何の意味かさっぱり分からず)

●工藤 8回は未知の世界。これまで投げたことがなかった。最後は投げる球がなくなった。7回で終わっていれば…

●山縣 来シーズン頑張る

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打のヒーロー 左から越後、最上、羽中田

 

 

 

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