〝どうです杉山さん、杉山さんの全盛時でもあそこまで飛ばせないでしょ〟リスト田中
エイブル(86)5-6リスト(82.8)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
エイブル | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 5 | |||
リスト | 3 | 0 | 1 | 0 | 2 | X | 6 |
〝馬鹿を言え、お前はもう俺の全盛時を忘れたか〟リスト杉山
リストが逃げ切り。佐藤投手が踏ん張り、主軸が活躍した。仕事で不在だった倉持監督に代わり肉離れで試合に出られなかった杉山が代行をこなした。エイブルは先発の齋藤が不調で3失点したのが最後まで響いた。
リストは初回、相手先発の齋藤の乱調につけこみ、1死から3連続四死球を選び、5番山中の2点打と内野ゴロで3点を挙げ逆転。2点差の5回には2番田中が逆風をものともしない右翼越え特大の3塁打を放ち、続く岩島と6番杉田の安打で2点をもぎ取った。
田中が2-2、岩島が2-1、4番鈴木が3打席とも四死球、5番山中が3-1、7番平原が1-1など打撃好調。
先発の佐藤が粘った。最終回の3失点は佐藤によるものか舟山によるものか不明。
エイブルは先発斎藤の不調が誤算。優勝した第27回大会でも同様の場面がしばしばあり、田口が抑えたが、今回は3失点がこたえた。最終回、5番荒川の安打をきっかけに6番野内の安打、7番長谷川の四球で満塁とし、8番面田のタイムリーで1点。さらに9番深谷の安打と1番坂本の内野ゴロで2点を追加し追い上げたがそこまで。
2番手の田口が力投したが、5回の失点が痛かった(記者にはムキになって投げたように映った)。
〇杉山 肉離れを起こしちゃって。(どうです、初采配が当たったのは気持ちいいでしょう)…(まんざらでもなさそうだったが、やはり出られないのがつらそう。しかし、治っても自分の守る場所はあるのか。1塁には主砲の鈴木がいるし、DHの山中とその座を争うのか)
〇田中 逆風ですよ。隣のグラウンドのマウンドまで飛んだ。間違いなくスタンドインでしょ(確かに90m以上飛ばした)
●堀内監督 斎藤が…
●荒川 俺の安打をきっかけに猛反撃したんだからね
3回、本塁打を放った小平(背番号10)を迎えるエイブルベンチ
小平