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2018/05/22(火) 09:35

旭化成ホームズ(91)- 三井不動産レジデンシャル(85⇒89)

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旭化成ホームズ      
三井不動産レジデンシャル      

 

旭化成ホームズ14度目総合V 秋山逆転打 沼座が好投 三井レジは継投失敗(2018/5/22)

RBA総合優勝戦5/18 旭化成ホームズ-三井不レジ スコア 旭化成V

「余裕の超美技」 旭化成ホームズ北寒寺にエール 元鈴木監督と同級生O氏

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2018/05/19(土) 10:34

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O氏(左)と鈴木氏

 既報の通り、RBA第29回総合優勝戦は旭化成ホームズが逆転勝ちし、3年振り14度目の総合優勝を飾った。中1週で疲れが取れないエース今野は登板回避。代わって先発した3年目の左腕沼座が初回に2失点したが、その後は立ち直り8奪三振3失点完投。打線は今野と同期の北寒寺が同点の2点3塁打など4打席出塁の活躍を見せ、新人の秋山が決勝打を放った。

◇       ◆     ◇

 試合が終わり、一休止するために飲み屋に入った。何と、案内された席の隣には先ほどまで旭化成ホームズを応援していた鈴木元監督ともう一人の男性とが座っているではないか。

 闖入するのは失礼だから、あいさつもそこそこに、立て続けに2合飲んだ。

 帰り際、鈴木氏から一言コメントを取ろうと声を掛けた。

 鈴木氏は「いいですよ。隣の方はわたしの(慶大野球部)同級生Oさん。写真? OK」と気安く受け入れてくれた。

 Oさんも「鈴木さんと一緒に写真入りで記事にされたら、分かっちゃうじゃないでか」と笑いながら、記事にすることに同意した。

◇      ◆     ◇

 なので、こうして記事を書く。鈴木氏とO氏は異口同音に北寒寺の流れを変えた同点打を称えた。記者が〝プロ並み〟と評価した守備については「あれは余裕ある超美技」と形容した。

 記者が〝プロ並み〟と評価し、二人が〝余裕ある超美技〟と形容したのは4-2と逆転した5回裏の守りの場面だ。2死から1番山際の三遊間を破りそうな痛烈な打球を遊撃手の北寒寺は横っ飛びして好捕、完璧な送球でアウトにした。山際は「あのショートは何者」と脱帽した。

 山際が出塁していれば、次打者は三井の主砲・大石だ。どう展開していたかわからない。北寒寺は相手に傾きそうな流れを断ち切った。

 記者は北寒寺が入社した時からのファンだ。かつて三冠王を取ったように走攻守揃ったRBAの歴史に残る選手だ。〝守備だけならプロでも通用する〟と書いた。

 デビューから十数年。さすがに衰えは隠せない。打率は3割を確保するのがやっとか(それでもすごいが)。エラーもするようになった。自身の失策で負けた試合もあった(そんな北寒寺を今野投手は「北寒寺も人の子」とかばった)。この日は盗塁失敗(ビデオ判定すれば微妙)もした。それでも今野とともにチームの〝核〟であることに変わりはない。この日の華麗な守備に、ナインは「あと10年は大丈夫」と誉めそやした。

 しかし、さすが慶大時代、レギュラーでショート、セカンドを守ったというO氏だ。北寒寺を手放しで褒めなかった。〝正面で捕れ〟といいたげだった。

 確かに。全盛時の北寒寺だったら、横っ飛びなどしなくてほんの1、2歩動くだけで難なく捕球できたかもしれない。O氏も北寒寺が40歳に近いことを十分承知の上で、一切妥協せず、より高い頂点を目指せという温かいエールを送ったということだ。

◇       ◆     ◇

 普段は修験者のようなそっけないコメントしか残さない北寒寺は試合後、「よく飛んだ。(チームが弱いころの監督)堀井さんとこの前飲んだのかよかった。堀井さんのお陰」などと、傍にいた元監督の堀井氏を持ち上げ、満面に笑みを浮かべ球場を後にした。

2018/05/16(水) 09:23

 5月18日(金)行われる第29回RBA野球大会総合優勝戦、旭化成ホームズ(水曜ブロック)-三井不動産レジデンシャル(日曜ブロック)のスコア速報を当日午後6時30分ころから随時更新します。( )内の数字は記者のレーティング。

【記者の〝勝って〟予想】

旭化成ホームズが優勢 三井レジ打線は今野を打てるか RBA総合優勝戦〝勝って〟予想

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始球式は旭化成・佐藤監督の息子さん(8歳で巨人ファンとか。「僕は守備がうまいよ。坂本みたいになりたい」始球式後は「やるまでは緊張したけど楽しかった。もし、またあったら、もっと上手にできる」)

旭化成ホームズ(91)- 三井不動産レジデンシャル(85⇒89)

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旭化成ホームズ      
三井不動産レジデンシャル      

(試合終了)

先発は旭化成ホームズは左腕 沼座 今野登板回避

三井不動産レジデンシャルはエース吉田

【旭化成ホームズ】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回
橋本 三飛   三飛   四球 一ゴ
北寒寺 四球   四球   左3 四球
左一 秋山 投ゴ     遊2 右前 二飛
石坂 二ゴ     三振 四球  
原田   一ゴ   二ゴ 四球  
蔵立   一邪   中飛 遊ゴ  
福田   四球     三振  
打左 久保田           四球
倉富   遊飛     右安 犠打
青木快     投飛   四球 四球
合計 20

投手 沼座

盗塁 北寒寺 秋山 石坂 盗塁死 北寒寺  走塁死 倉富

 

【三井不動産レジデンシャル】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回
山際 左安 三振     遊ゴ  
大石 四球   三振     中安
一投 三上 中3   二ゴ     三振
内山 三振   右飛     二犠
小平田 三振     右飛   ニ飛
坂尾 右飛     中飛    
石井   遊飛   中飛    
D投 室谷   三振     三振  
伊藤            
玉村   遊安     三振  
合計 23

投手 吉田-染野-室谷-三上

盗塁 大石

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【6回裏】

大石 安打し盗塁

内山 2塁犠牲フライ 大石生還し1点返す

【6回表】

三井レジ投手 三上に

【5回裏】

北寒寺 プロ並みファインプレー

【5回表】

三井レジ投手 染野に交代

1死満塁 北寒寺の打席 捕手 球そらす間に倉富本塁狙うもアウト

北寒寺 左中間同点3塁打

三井レジ投手 室谷に交代(DH解除)

秋山 室谷から逆転打

石坂 四球で秋山とダブルスチール 成功

打者原田の時 暴投で1点追加 この回4点

【4回表】

秋山 チー初安打となる左線2塁打 原田のゴロで3進したが得点できず

【3回表】

北寒寺 四球 盗塁失敗 

【1回裏】

山際 左翼前安打

大石 四球

3番三上 先制の中堅越え2点3塁打

今野、早くも投球練習開始

【1回表】

北寒寺 四球 盗塁 

2018/05/15(火) 17:35

旭化成ホームズ(91)- 三井不動産レジデンシャル(85⇒89)

 第29回RBA野球大会総合優勝戦が5月18日、神宮球場で行われる。いつものように記者の〝どっちも勝って 〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

 レーティングは旭化成が91、三井レジは85から89に引き上げるが、その差は小さいようで大きい。総合力で勝る旭化成が優勢と見た。

 旭化成が怪物今野が絶好調とみた。新球M球を完全にマスターした。球威が衰えた分、M球の溝が深くなった特徴を利用し、カーブを決め球にすることを会得したようだ。懐を抉るシュートと切れのいいスライダーという武器にさらにカーブが加わった。さらに支援材料もある。これまで総合優勝戦は9回戦だったが、球場の都合で7回戦、または1時間半になる。連投の疲れはあるはずだが、投げ切るか。

 打線も好調。水曜決勝戦では先頭の橋本が足で揺さぶり、主軸が相手エースのストレートをこともなくはじき返した。主砲松井は流し打ちも見せた。守備も鉄壁。不安材料が見当たらない。三井レジを蹴散らす可能性大とみた。

 劣勢の三井レジはどう立ち向かうか。投げるのは吉田。日曜決勝戦では4回までほぼパーフェクトに抑えた。5回に許した3安打もうち2つは内野安打だった。スタミナも十分。強打の旭化成を最少失点に抑えるはずだ。

 打線もやや不安。日曜決勝戦では下位打線が頑張ったが、山際-大石-三上の1~3番は8打数1安打、3三振。奮起が期待される。

 カギを握るのはやはり山際と大石だろう。ないものねだりかもしれないが、山際がデビューしたころの打球はけた違いだった。ここで打てなければいよいよ山際から(レギュラーの)〝瀬戸際〟に追い込まれそう。ヒントを一つ。今野は頭がいい。ストレートは見せ球。間違いなくシュート、スライダー、カーブで勝負するはずだ。

 大石も日曜決勝はどうしたのか。あの巧みな球さばきはソフトバンクの柳田が西武の秋山だ。本来の力を発揮すれば態勢が崩されても今野から安打を放つ確率は高い。

 あとの打者は今野に翻弄されるかもしれない。全部打とうとせず、狙い球を絞り一か八かの勝負に出たい。

 決勝戦で記録した5失策も気になる材料だ。旭化成はスキに付け込むのが得意なチームだ。一つのミスは致命傷になりかねない。しっかり守りたい。

 …と、ここまで書いてきたが、大逆転があるとすれば、今野が回復していないケースだ。いくら何でも中1週ではきついはずだ。球威を欠いて早い回から連打を食らう場面も想定したい。そうなったら乱打戦になるか、大番狂わせまである。

松坂世代だ 雪辱だ 今野好投 旭化成ホームズ17度目V 積水は連覇逸す(2018/5/10)

三井不レジ 参加10年目で初V 吉田が1失点力投 三井はあと1歩及ばず(2018/4/28)

 

 

 

2018/05/08(火) 13:35

 5月9日(水)行われる第29回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-積水ハウス神奈川のスコア速報を当日午後6時30分ころから随時更新します。( )内の数字は記者のレーティング。

【記者の〝勝って〟予想】

実力拮抗 激戦必至 積水、有終の美飾るか 旭化成今野が雪辱か 〝勝って〟予想(2018/5/7)

旭化成ホームズ(91)- 積水ハウス神奈川(92)

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旭化成ホームズ      
積水ハウス神奈川      

(試合終了)

先発は旭化成ホームズ今野、積水ハウス神奈川 工藤両エース

試合開始。観衆は圧倒的に積水がリード 双方で約100名 8時前 250名

【旭化成ホームズ】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回    
橋本 四球 三振     一ゴ 一ゴ      
北寒寺 四球 三ゴ     右安        
秋山 右前   四球   一ゴ        
松井 左前   二ゴ   左3        
石坂 三振   投ゴ   右2        
倉富 三振   三ゴ   二ゴ        
原田 右3     遊ゴ   中飛      
蔵立 二飛     三ゴ          
久保田           三振      
青木快   三振   中安   IF      

投手

今野

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

【積水ハウス神奈川】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回    
上床 一邪   一ゴ   中飛        
中野 三ゴ     遊直   二飛      
若佐 遊飛     中飛   三振      
斉藤   四球   一ゴ   三振      
小松原   三振     左飛        
熊倉   捕邪     二安        
石田   三振     二ゴ        
山縣     三振   左安        
宇野     中飛   二安        

投手

工藤-秋山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【6回裏】

積水ハウスベンチ まだ終わってないぞ

 

【6回表】

今回が最終回

旭化成ホームズの応援席が勢い増す

青木 インターフェアで生きる

【5回裏】

熊倉 チーム初安打

石田 2塁ゴロで熊倉2塁アウト

山縣 左翼前安打 二死1、2塁

宇野 2塁内野安打 2塁手の1塁悪送球で石田が生還 1点返す

【5回表】

北寒寺 見事なライト前

松井 左翼越え3塁打 北寒寺生還 1点追加

石坂 ライトオーバー3塁打 さらに1点 工藤降板 投手 秋山に

【4回裏】

今野冴える 三者凡退

【4回表】

青木 見事なセンター返し 盗塁失敗 

【3回裏】

三者凡退

【3回表】

秋山 四球 盗塁 松井の二ゴロで3進

石坂 投ゴで秋山飛び出しアウト

【2回裏】

斉藤 四球 スタンドから〝茅ケ崎…〟音痴の筒香の応援歌 斎藤盗塁 3盗

今野 無死3塁のピンチしのぐ

【2回表】

工藤 完璧に抑える

【1回裏】

三者凡退 今野絶好立ち上がり

今野 初めて新球Mを投げる。変化球が決まるかも

【1回表】

橋本四球 盗塁

北寒寺 四球

秋山、松井連打 2点

原田 痛烈な右超え3塁打 2打点

安斉監督 チームを解散しなくて済むよう考える

斉藤、先のことは考えていない。

工藤 ばっちり仕上げてきた

北川 戦う前にリタイア(脱臼)

2018/05/07(月) 16:45

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工藤(左)と今野

旭化成ホームズ(91)-積水ハウス神奈川(92)

 第29回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦が5月9日(水)、神宮球場で行われる。積水が勝てば2連覇。旭化成が勝利すれば3年振り17度目の優勝となる。両チームは前回の第28大会決勝戦で対決しており、7-0で積水が勝利している。通算対戦成績は1勝1敗。以下、記者のどっちも〝勝って〟予想。

 記者のレーティングは旭化成ホームズが91、積水ハウス神奈川が92。その差1点。ほとんど差がない。激戦は必至だ。

 最大の見どころは、旭化成の、明大準硬式出身の松坂世代の怪物今野投手(38)が積水打線を抑えるかどうかだ。今野はプロ野球選手に例えたバーチャル年俸で7億円の値が付くRBA最高峰。これまでの通算成績は70勝3敗くらいか。勝率は実に9割5分9厘。とにかく負けない投手だ。

 しかし、このうちの1敗こそが昨年5月、水曜ブロック決勝戦で積水に5回途中、自責点4でKOされ敗れた試合だ。関係者が試合後に「今野は肩の調子がよくなかった」と漏らしたように万全ではなかったようだが、山本監督が辞任するきっかけとなった敗戦だった。

 今回は雪辱を期し先発するのは間違いない。懐をえぐるシュートを武器に打者を翻弄する力は健在だ。課題はスタミナだ。ここ数年、5回を過ぎたあたりから安打を許すシーンが見られるようになった。左腕沼座にどうつなぐか。

 打線は相手エース工藤を攻略できるかどうか。先頭の橋本が出塁して足でかき回し、主砲松井が活躍する展開になれば勝機が生まれる。倉富、秋山らも好調とみた。ベテラン北寒寺、久保田らにも注目だ。

 対する積水神奈川打線は〝若さ〟がある。前回は早打ちで今野を攻略した。ゴジラ齋藤、名手若佐がカギを握る。エース工藤は前回の決勝戦では2回、3回のピンチをしのいだ。どこまで仕上げてくるか。工藤が崩れれば敗色濃厚。

 若佐によるとチームは今季限りで解散するという。必勝態勢で臨むはずだ。有終の美を飾れるか。

 旭化成ホームズ北寒寺のコメント 昨年完敗した相手と同じ舞台で試合が出来ることを光栄に思っています。昨年は、技術面も精神面も完敗でした。そして、その中で、反省、勉強させて頂きました。今回は、それを結果に出せるようチーム一丸でぶつかっていきたいと思います。

 積水ハウス神奈川・若佐主のコメント 2014年、喋ったこともない先輩方に声を掛け、結成されたチームです。最初は個々の能力で試合に挑み、何とか勝利してきました。ただ、旭化成(ホームズ)さん、野村不動産(アーバンネット)さんに負け、軟式野球の厳しさを知りました。チームワーク、戦略も必要と考えるようになり、全員でたくさん練習をしてきました。そしてようやく優勝する事が出来、最高の喜びと感動を経験させて頂きました。また、今シーズンよりM球に変わり、いよいよこれからという時に、チームを解散しなければならなくなりました。とても寂しいですが、仕方ない事です。9日の決勝戦がこのチーム最後の試合です。今までの思いを胸に、応援して下さる方への感謝の気持ちを胸に、全力でプレーをします。「良いチームだった」と、最後は笑顔で終わりたいと思います。

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第28回大会で優勝した積水ハウス神奈川

積水ハウス神奈川 チーム解散へ 旭化成ホームズとの決勝戦が最後の試合(2018/4/30)

積水ハウス神奈川が初V 工藤完封 積極攻撃で今野KO 旭化成ホームズ大敗(2017/5/24)

周到な作戦か 〝早打ち〟積水ハウス 怪物今野のコントロール狂わす(2017/5/24)

2018/04/28(土) 00:41

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渡辺監督を胴上げするナイン 

三井不動産レジデンシャル(85) 3-1 三井不動産(87)

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三井不動産レジデンシャル      
三井不動産      

 

第29回RBA日曜ブロック決勝戦 三井不-三井不レジ スコア速報 

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吉田投手

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〝おっととととっ〟吉田 凡飛を落球 自らピンチ招く

 三井不動産レジデンシャルが参加10年目にして初V-第29回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦、三井不動産-三井不動産レジデンシャルが4月27日、神宮球場で行われ、三井レジが2回に挙げた3点をエース吉田がピンチをしのぎ切り1失点(自責ゼロ)の好投。参加10年目にして初優勝した。藤林清隆社長を始め駆け付けた幹部の声援に応えた。三井は志村が欠場。代わって先発した相澤が2回に連打を浴びた。あと一歩及ばず。

 三井レジは2回、この回先頭の4番内山と続く小平田が連打し好機を作り、6番坂尾の2塁ゴロエラー1点先制。さらに7番室谷、9番川崎の適時打でこの回3点を挙げた。内山が先制のきっかけの安打を放ち、死球と四球で全打席出塁の活躍(盗塁失敗も2つ)。室谷、川崎も勝利に貢献した。1~3番は音なし。

 エース吉田は、自らも含め味方の5失策で再三ピンチを迎えたが、失策による1失点に抑えた。被安打3、自責ゼロの力投だった。

 三井はあと1本が出なかった。初回の1死1、2塁、4回の無死1、2塁、5回の無死満塁の好機に、敵失による5回の1得点にとどまった。6大学ベスト9にも選ばれた東大卒の新人楠田が初打席初安打を放った。

 相澤投手は先輩・同僚に気遣ったのか2回に集中打を浴びた。その後は1安打に抑えただけに悔やまれる。

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相澤投手

〇渡辺監督 吉田が殊勲賞

〇吉田投手 初回は緊張したが、2回以降は普通に投げられた。(凡飛を落球して)あれは恥ずかしかった

〇内山 今日の山際は予想した通り

〇山際 あの(記者の)記事が堪えた。社内に一挙に広まった。わたしはそんなにゴルフに入れ込んでいませんから(内山が「あいつは心臓が強くない」と言ったのは本当だった)

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三井レジナイン

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三井ナイン

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三井レジ 先制点

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室谷 追加打点

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三井ベンチ

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内山(左)と山際

〇室谷 あれは三塁強襲安打。相澤? あの記事はいかにもわたしが格下じゃないですか(慶大の実績からすれば相澤ははるかに格上)

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室谷

〇向山 往年の名選手。御前試合で勝ててよかった(足は速かったが並ではなかったかと思うが、試合後は胴上げされていた)

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三井レジベンチ(中央が向山)

〇藤林社長 まだ設立丸11年の会社が、みんなの力、若い力で、伝統の三井不動産に勝つことができた。感動した。この勢いで総合優勝戦勝利に向け頑張ってほしい。期待している

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藤林社長

〇〝熱男!〟小西英輔執行役員(最前列で吠えていた)

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小西氏

●細井監督 ハリを打ってきた…負けたのは残念だが、相手は仲間だから…(ぎっくり腰がうそのよう。奥さんも応援に駆け付けていたようだ)

●飯野健司常任監査役 ベストメンバーで臨んだ。応援の数ではうちが勝ったが、実力は相手が上だった

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細井監督(左)と飯野氏

●楠田 軟式はやったことがなく、すごく緊張した。宅建? 落ちました。守備がうまくない? いつも怒られてばかりでした(配属がどこになるか気にしていた)

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楠田

●亀井 何試合か投げました。0勝0敗です。防御率? 9.00です(投げれば9回で9点ということではないのか)。志村さん、相澤さんには一生勝てません(慶大卒の新人投手)

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亀井

●川崎 声援で貢献していますから(6大学野球3人目の女性選手。慶大卒。試合後投球練習をしたのを見たが、ストレートは120キロはあった。守備もうまい。斎藤とコンビを組んだら面白い。内海は1塁にコンバート)

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〝120キロは出たかしら〟川崎

●溝口 残念。まあ、相手はよく知っているメンバーばかり。おめでとうと言いたい。わたし? 100キロ? 超えていないからね(あの展開では代打もないか。100キロは球速でなくて体重)

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〝おれは100キロないぞ〟

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 3塁側スタンドには1塁側の数倍の社員らが応援に集まっていたが、親子対決だけあって、1塁側と3塁側の間の「中間ゾーン」では、両方に拍手や声援を送る人々が。「どっちも応援してます!」という男性の楽しそうな声が響いた

 お子さん2人と最前列で応援していた女性は、5回に1点を返した場面で、「すごい! やっと返してくれてすごく嬉しい。槙さんの応援に来たのでこの後ぜひ出場してほしい」と、観戦を楽しんでいた

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大石ファミリー。妻の仕事がなかなか終わらず妻子は試合には間に合わなかったが、球場へ駆け付けパパをねぎらった。「少し見られるかと思ったんですが」(妻)

 

 

2018/04/26(木) 20:53

 4月27日(金)行われる第29回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦、三井不動産レジデンシャル-三井不動産の試合のスコア速報を当日午後6時ころから随時更新します。

【記者の〝勝って〟予想】

第29回RBA日曜ブロック決勝戦 三井レジの勝利の方程式

三井不 志村は登板せず? 相澤が先発 「5-2で勝つ」内海が断言

三井不動産レジデンシャル(85) 3-1 三井不動産(87)

  1 2 3 4 5 6 7
三井不動産レジデンシャル      
三井不動産      

試合終了

【三井不動産レジデンシャル】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回    
山際 遊飛 三振    

死球

       
大石 三邪 二ゴ     三振        
三上 二飛   三振   左安        
内山   中安 四球     死球      
小平田   中安 投ゴ     遊ゴ      
坂尾   二失   二ゴ   一邪      
室谷   左安   一飛          
大和田   三振   一ゴ          
川崎   右安     投ゴ        

投手

吉田

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

【三井不動産】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回    
齋藤 三ゴ   右飛   中失 一飛      
大坪 左安   右飛   三失        
内海 四球   遊飛   三ゴ        
山本 右飛     投失 二失        
高林 遊ゴ                
5 楠田       中安 一邪        
藤枝   三ゴ              
6 沼崎       中飛 中飛        
池田   中安   三ゴ   左飛      
内村   三飛   遊ゴ   遊飛      
相澤   投ゴ     四球        
9           二失      
9 金田                  

投手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【6回表】

内山四球出塁もまたも盗塁失敗。

【5回裏】

相澤四球、続く斎藤のセンターフライを山際落球。佐瀬らに三塁エラーで満塁。内海三塁ゴロ、相澤本封される。1死満塁。結局、敵失による1得点のみ。

この回3エラー。三井1点返す。後続凡退。

【5回表】

山際逃げずに死球。2盗決める。三上の左安打でホーム突くも憤死。

【4回裏】

山本のなんてももないフライを吉田落球。続く東大卒の新人楠田が安打。無死1.2塁のチャンス。しかし得点できず。

【3回表】

内山四球出塁も盗塁失敗。

【2回表】

内山、小平田の連打と敵失で1点先制。なおも室谷、川崎の安打でこの回3点。

【1回裏】

大坪が初安打。2盗に成功。続く内海も四球で出塁し2、3塁のチャンスを作ったが後続が凡退。

2018/03/25(日) 22:10

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試合終了は午後6時ころ 渡邊監督を胴上げする三井ナイン

三井不動産レジデンシャル(85) 10-6 清水建設(86.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル     10
清水建設    

 (延長タイブレーク)

 三井不動産レジデンシャルが2年連続決勝進出-第29回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦、三井不動産レジデンシャル-清水建設が3月25日、神宮外苑軟式野球場で行われ、5-5のまま延長戦に入る激戦となったが、先行の三井レジがタイブレーク(1死満塁で攻防)で5点を奪い、そのまま逃げ切った。5番大石が3安打猛打賞でチームに勢いをつけ、エース吉田が実質3安打1失点に抑えた。3番三上が勝利打点を挙げた。清水は田村-大城の継投でしのぎ、最終回、小寺の適時打と敵失で同点に追いついたが、最後は守りが破綻した。

 勝った三井レジは決勝で51歳の志村を擁す三井不動産と対決する。

 

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三井 大石(左)と三上

 3点を先制された三井は2回、1死から5番大石が痛烈な右翼前安打を放ち、すかさず2盗を決めたあと、7番坂尾の適時打で1点を返した。続く3回、1死から1番伊藤が左翼前に運び、盗塁を決め、2番山本が四球で好機を広げると3番三上が左翼越え3塁打(※)で同点とすると、大石の中堅前安打で逆転。6回には敵失でさらに1点を追加。

 延長戦では、三上が内野安打で1点先行し、続く山際の安打と四球、敵失などで一挙5点を奪い試合を決めた。

 エース吉田はストレート中心に尻上がりの好投を見せ、最終回、力みから3安打を浴び2失点したが、最後まで力は衰えなかった。

 清水は涙を飲んだ。初回、2死2、3塁から5番小寺の左翼越え3ラン(※)で先制したが、その後5回まで無安打に抑えられた。最終回、この回先頭の2番田村が安打し、3番大城の内野安打で1、2塁とすると、小寺の左翼前安打と敵失で同点に追いついた。延長戦は3番以下が凡退に倒れた。

 先発のチーム最年長の田村投手は変化球が決まり絶好の立ち上がりを見せたが、やや球威を欠いた。2番手の大城が5回から登板し力で押したが、自らの失策も絡んで抑えきれなかった。

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園長の7回、内野安打を放った三上

〇渡辺監督 今日が今年初めての試合。みんなよくやった。殊勲者は大石。(初回の3失点ついて)3塁の伊藤は減額もの、レフトの池田は懲罰もの

〇吉田 (6回、味方が追加点を奪った場面で、相当緊張したかのか記者に聞いた)トイレないですか。(6回は)もちろんノーヒット・ノーランを意識した(6回は明らかにたまが上ずっていた。調子に乗りすぎたか。それでも最後まで力は衰えなかった)

〇大石 相手(大城)はストレートしかないのが分かっていた(3安打とも痛烈な安打。上智大野球部出身の30歳。守備もよく水曜の積水・若佐より上かも。すごい打者だ)

〇室谷 代打でヒットを打った(6回、貴重な追加点を奪うきっかけの安打を放ち)

●本間監督 しょうがない

●小寺 ずっと肩が痛かった(5回までは3度の守備機会を完璧に処理したが、6回2死から痛恨の1塁への高投の失策。打撃では本塁打含む4打点の活躍)

●田村大 千葉・船橋高校出身の新人です。武器はストレート(先輩の同姓田村との共演があるか)

※記録は、「俺(記者)がルールブックだ」を適用し、双方とも有利になるよう特別ルールとした。これによると、三井・吉田は6回まで被安打3で自責点は1のみ。三上が3塁打含む2安打3打点。清水は小寺が3ラン含む2安打4打点。田村は被安打4で1失点、大城は被安打2で無失点)

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先制の3ランを放った清水 小寺

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清水 田村投手(左)大城投手

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清水、6回同点の場面

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渡辺監督

2018/03/21(水) 16:14

三井不動産レジデンシャル(85)-清水建設(86.5)

 日程の都合で年越しとなった第29回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦、三井不動産レジデンシャル-清水建設戦が3月25日(日)、神宮外苑軟式野球場で行われる。三井が勝てば2年連続2度目の、清水が勝てば2年振り9度目の決勝進出となる。

 清水がやや優勢と見たが、レーティング差はわずか1.5。調整次第でどちらにも転ぶと見た。清水の先発はベテラン田村か準々決勝戦で好投した鈴木か、ノーコン病が解消されていれば快速・大城もありそうだ。田村はまだ老け込む年齢でないが、完璧に抑える投球ができなくなってきたのが懸念されるが、場数を踏んでいる強みがある。まず先発は間違いない。行けるところまで行って鈴木に交代すると見た。大城の先発はギャンブル。本間監督の采配が見ものだ。

 打線は主砲の小寺が復帰したのが心強い。どっしりと4番に座ることで、チームに安心感を与える。大城は打撃は文句なしにいい。三重スリーアローズ出身の治下はどうしたのか。

 三井は、先発の吉田の調子次第。前回の決勝戦では先発の長谷川、2番手の吉田、3番手の室谷の3投手が4回まで11四死球を与えるなどふがいないピッチングで自滅したが、ここは汚名返上のチャンス。吉田は本来コントロールのよさが身上の投手だ。吉田が崩れれば頼れる投手はいない。

 打線は不安のほうが先行する。ここまではどちらかと言えば対戦相手に恵まれ、相手の自滅に助けられて勝ち上がってきた。運も実力のうちかもしれないが、相手の田村や鈴木から大量点は奪えない。確実にチャンスをものにする機動力が必要だ。

2017/12/03(日) 16:03

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サングラスをかけて守る三井不動産・川崎

 失策をした選手の傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、これから先もあるのであえて書く。

 11月26日に行われた第29回RBA野球大会日曜ブロック準々決勝戦は失策の多寡が明暗を分けた。清水建設-タイセイ・ハウジーは9-5で清水が勝利した。失策の数は清水がゼロ、タイセイが6個。三井不動産レジデンシャル-旭化成リフォームは6-2で三井レジが勝った。失策の数は三井レジが1個なのに対し、旭化成は実に8個。問題なのは、この15失策のうちほとんどが三塁手、遊撃手、左翼手だった。試合開始は12時30分。晩秋の低い太陽が1塁方向から3塁方向に西日が照り付けていた。その影響があったのかなかったのか。

 タイセイは5-3とリードした最終回の守り、1死1、3塁から3塁手の失策から3失策を犯し一挙6点を奪われ涙を飲んだ。三塁手、遊撃手、左翼手の守備機会7回のうち5回ミスをした。もう1回は、ショートゴロ併殺を狙った2塁手の1塁への悪送球だった。

 旭化成はもっとひどかった。2-6で完敗したが、1-1の同点の4回の守りで、1死から3塁手が3連続失策したのが致命傷になった。3塁手は守備機会7回のうち5回失策した。他の3失策もすべて遊撃手と左翼手だった。投手の自責点はゼロ。

◇       ◆     ◇

 いったい、こういうことが起こりうるのか。RBA球界の№1遊撃手に聞いた。

 この選手によると、西日が原因でエラーをした記憶はないそうだ(この選手がエラーをしたのを記者が見たのは3度のみ。うち2度は負け試合。鉄壁の守備はプロに例えれば牛若丸・吉田義男氏かヤクルト・宮本慎也氏か広島・菊池涼介氏か)。

 太陽と飛球が重なって捕球しづらいときには、グラブを顔の前にかざし、グラブの隙間からボールを見て、まぶしさを防いだことがあり、対策としてサングラスをかけるのは効果があると話した。

◇       ◆     ◇

 そういえばあの日、6大学野球歴代4人目の女性選手、慶大硬式野球部出身の三井不動産・川崎選手は試合前の守備でサングラスをかけていた。あのゴジラ齋藤も、なにもしなくてもゴジラそっくりなのに、目の下に黒いシールを張り付けて(相手を威嚇する効果もあるのか)試合に出場していた。

 選手は、当日のグラウンド状態、太陽の位置などを事前にチェックすることを心掛けたい。

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ゴジラ齋藤

 

 

2017/11/27(月) 01:09

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〝志村さん、俺も東京ドームに行くぞ〟三井レジ吉田

三井不動産レジデンシャル(81⇒85) 6-2 旭化成リフォーム(84.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル      
旭化成リフォーム      

 

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敵失で得点を加える三井レジ

 三井不動産レジデンシャルが〝快笑〟。エース吉田が2失点(自責1)の完投。6得点全てが敵失によるもの。打点は大栗と室谷のそれぞれ犠飛による2点のみ。旭化成リフォームは拙守がすべて。6回まで3塁手が3連続含む5失策するなど8失策。打たせて取るピッチングが持味の左腕・結城の粘投をぶち壊した。結城の自責はゼロ。

 1点を追う三井レジは3回、この回先頭の9番石井が3塁エラーで出塁、2番小平田の安打で好機をつくった2死後、またも3塁ゴロを1塁種が落球して同点。4回には1死から7番室谷、8番伊藤、9番石井の3連続3塁エラーと1番大栗の犠飛で2点追加して逆転。5回にもこの回先頭の3番大石の四球と4番内山の2塁打で好機をつくった1死後、またまた3塁エラーと室谷の犠飛、伊藤の2塁打で決定的な2点を加点。最終回にも今度はショートゴロエラーで1点追加した。

 エース吉田は初回、いきなり2塁打を浴び、自らの犠打エラーで1失点したが、その後は要所を締め、最終回の1失点に抑えた。

 旭化成リフォームはRBA球史に残りそうな8失策で惨敗。初回、先頭の風間が左翼越え2塁打を放ち、犠打エラーで1点先制したまではよかったが、あとはみんな浮き足立ち試合にならなかった。今季初先発の結城をさらしものにした。

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三井不動産レジデンシャル逆転シーン

〇渡辺監督 勝因? みんなエラー、エラー。吉田がよく投げた

〇吉田 エラー? 想定内。ドーム行くために投げた

●金田監督 しょうがない(「会社全体の野球大会で水島がよく投げ準優勝した」と先週のRBA交流会で話したが、その水島が5失策、ショートの吉国、1塁の太田、レフトの風間がそれぞれ1失策。タイセイも6失策したように、西日がまぶしく守りづらかったことを考慮してもひどすぎる。結城がかわいそう)

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旭化成リフォーム結城
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2017/11/26(日) 23:55

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好継投の清水 鈴木

清水建設(86.5) 9-5 タイセイ・ハウジー(83.5⇒86.0)

  1 2 3 4     合 計
清水建設        
タイセイ・ハウジー        

 

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清水 大城(左)と狩野

 清水建設が大逆転勝ち。2年振りドーム進出に王手をかけた。福島原発の仕事で異動していた小寺がほぼ1年ぶりに復帰し2打点の活躍。2番手鈴木が好継投。タイセイ・ハウジーは自滅。3回、伏兵の志田が逆転3ランを放ちリードしたが、6失策で高橋の力投をフイにした。高橋の自責は2、清水・田村の自責は1のみだった。

 2点差を追う清水は最終回、この回先頭の1番田村が死球で出塁し盗塁を決めた1死後、3番狩野の猛打賞となる内野安打で好機を作り、4番小寺の3塁ゴロエラーで同点。さらに5番黒川の中堅前安打で逆転の望みをつなぐと、6番高橋のショートゴロ併殺を焦った相手守備陣のミスで小寺がホームを踏み逆転。なおも敵失と8番鈴木、9番上島、1番田村の3連続長短打でこの回決定的な6点を奪い試合を決めた。

 1回は2番大城と3番狩野の長短打と4番小寺の内野ゴロと敵失で2点、2回は6番高橋の2塁打を足掛かりに7番西山の安打と敵失で1点を挙げた。狩野が猛打賞、小寺は2打点のラッキーボーイ。

 タイセイは勝利目前でポロリ、ポロリ、目を覆いたくなるような拙守でまさかの逆転負け。ショートとサードが2個ずつ、セカンドと中継ミスの6失策がことごとく失点につながった。

 得点は初回、先頭の千葉政の安打を5番千葉英が左翼越え2塁打で1点返し、3回には敵失で1点差とし、2死から7番志田の3ランで逆転したが、その後は抑えられた。

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〝敗戦投手にならなくてよかった〟田村

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〝負けなくてよかった、もう丸める髪はないからな〟本間監督

〇本間監督 タイセイさんはよく打つのでいやな相手だったが、最後までみんなを信じていた。次も頑張る(田村が3ランを浴びると鈴木への継投がズバリ的中。準決勝の対戦相手は三井不動産レジデンシャルと決まった)

〇田村 勝ててよかった(初回から球が真ん中に集まっていた)

〇小寺 10キロ減量した。次? 出ますよ

●村上監督 花井が引退するので送別会をやろう(サバサバとしていた)

●井上 今日初めてツーシームのサインを出してゴロには打ち取ったが…

●内山 …(先日のRBA交流会でバーチャル年俸を3,000万円で合意していたが、この日の2失策で帳消し。250万円に減俸。高橋は2億円で手を打とう。千葉英は増減なしの2億円)

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泣くな 高橋

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はらわたが煮えくり返っているはずなのに…村上監督もオジサンになっちゃった

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志田の3ランに沸くタイセイナイン

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ヒーローになり損ねた志田(左)と退社する花井

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笑っている場合じゃないぞ 大幅減俸だ

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2017/11/26(日) 22:20

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感無量の三井不動産・細井監督

三井不動産(84.5⇒87) 3-2 ケン・コーポレーション(89⇒90)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産      
ケン・コーポレーション      

 

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志村投手(左)と相澤投手

 三井不動産が第14回大会以来15年ぶりの決勝進出を決めた。〝RBAの星〟51歳の慶大卒・志村が連投にも関わらず4回を2四球のみの2失点(自責はゼロ)に抑えると、32歳の後輩・相澤が2イニングを直球勝負で完璧に抑えた。3得点は全て暴投と敵失によるもの。危ない守りもあったがよくしのいだ。普段の2倍の選手・応援団が勝利を手繰り寄せた。ケン・コーポレーションは相手の気迫に敗れた。上松は2死から暴投と自らの失策で3失点したのが命取りとなった。

 三井・志村、ケンコーポ上松両投手が完璧の立ち上がりで投手戦を予感させたが、結局は守りが明暗を分けた。三井は3回、2死から1番斎藤がチーム2安打を左翼前に運び、盗塁、2番大坪、3番内海が四球で満塁とすると、4番打者山本のとき暴投で1点。山本は投手ゴロとなったが、上松が1塁へ悪送球して2者が還りこの回3点を先取。放った安打はこの回の斎藤と2回の山本のみ。

 志村は4回まで無安打、2つの四球を与えたのみで、味方の2つの失策で2失点して降板。5回から登板した相澤がいきなり3者三振に斬って取り、6回も1四球を与えたが完璧の投球を披露した。二人とも外野に飛球を飛ばせなかった。

 ケンコーポは無念。4回、1死から3番羽中田が四球を選び、続く大澤の敵失で1、2塁とすると、重盗を成功させプレッシャーをかけた。5番越後の3塁ゴロは本塁悪送球となり1点。さらに7番矢澤の内野ゴロでその差1点に追い上げたが反撃はここまで。

 先発上松は3回2死から突如制球を乱し自滅。2番手の大澤が好投しただけに悔やまれる。

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敵失で生還する三井・内海(捕手は羽中田)

〇細井監督 ガハハハハ(女性の川崎? )DHの浅井と迷った

〇志村 連投? 大丈夫。(次は東京ドーム)いや、決勝進出までがわたしの役割なので…(細井監督は「ダメダメ、決勝も」とお願いした)川崎? 何が?(守備が)いいですね

〇相澤 回数が少なかったので…(デビュー時よりストレートは走り、低めに決まった。旭化成・今野より球は速かった)

〇南光院 どちらがサイン? 企業秘密です(ベンチからは〝ナイスリード〟の声が飛んでいた)

〇川崎 ソフトじゃなく野球を小学生からずっとやってきました。志村さんと相澤さんと同じ慶大野球部出身の社会人2年目です。女性の選手は明大の2人と東大の1人が過去いまして、わたしが歴代4人目。守備は投手。何しろ部員は約200名いますので、公式戦は投げていません。身長? 155㎝(練習で2塁を守り華麗な守備をみせていた)

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川崎

〇森氏 志村と相澤が同じ試合で投げるのは史上初です。ドーム経験者? 私と志村と細井だけ。相澤も経験はない

●田辺監督 相手の気迫…です。あんなフルメンバー(応援団含め23名)見たことがない、そのくらい勝ちに来ている。継投するだろうことも分かっていた。ミスしちゃいけない、1点に抑えていれば2点返せても、2点目3点目をとられていてはいけなかった。今日は完敗です

●羽中田主将 打てなかったということと、勝ちに行く姿勢…

●大原 (同じ2塁のあの女性はどうですか)俺よりうまい(未確認だが、転勤で部を離れるとか)

●嶋 あの人(川崎)最高に素晴らしい(嶋も女性)

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三井不動産 先制

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相澤を称えるダウンジャケット姿の森氏

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南光院(左)と斎藤

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晩秋の寒さが身にこたえる敗色濃厚のケンコーポの最終回ベンチ

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