第29回RBA野球大会水曜ブロック2日目の記者のどっちも〝勝って〟予想。1日目の結果は9勝6敗だった。( )内の数字は記者のレーティング。⇒は前試合からの修正。
積水ハウス京葉(78⇒83)-旭化成ホームズ(91⇒90)
旭化成ホームズが優勢だが、旭化成・今野、積水京葉・木村投手の投げ合いが見もの。必見、お金を払ってでも見る価値がある。今野は積水京葉打線ならまず完璧に抑える。打たれるとすれば全盛時に戻っていれば生田くらいだろう。RBAナンバー1投手の沽券にかけても無様な投球は見せられない。佐藤盛新監督の采配も見ものだ。木村の情報は仕入れているはずだ。
元ロッテドラフト1位の木村投手は肩もヒジも壊していないようだ。軟式にどこまで慣れているかだが、前回のナイスとは打線が全然異なる。旭化成打線は一巡目で攻略方法を編み出すはずだ。緩急が大事だとはいえ、あの速球で果たして通用するか。北寒寺、松井は打てるか。久保田なら打てるか。
一条工務店(80⇒80.5)-スターツコーポレーション(83⇒83.5)
一条は加藤投手が成長しているとみてレーティングを引き上げた。
スターツは井原がいいだけでなく、打線も好調。スクイズをする技も前試合で見せた。ここはスターツが格上。一蹴するか。
ナイス(82.5⇒82)-ちばリハウス(77.5)
ナイスは前回、積水京葉・木村投手に完敗した。新人の池田投手は踏ん張ったが、後半大量失点したのはなぜか。ちばリ打線なら抑えそうだ。
ナイスもそうだが、ちばリはあとがない。篠原がどこまで踏ん張るか。それとも他の投手が投げるか。劣勢は否めないが、チャンスがないわけではない。
三井不動産リアルティ(82⇒81.5)-伊藤忠ハウジング(86⇒85)
伊藤忠ハウジングがやや優勢。前回の東急リバブル戦は継投に失敗したが、今回はあとがないだけに必勝態勢だろう。渡辺が先発-完投するか。これまでの対戦成績は伊藤忠ハウジングが優勢だ。
三井リアルは前回勝つべきだった。ここは安定感がある松浦が先発か。安西監督に〝奥の手〟はあるのか。
住友林業(84.5⇒85)-タウングループ(84⇒84.3)
接戦必死。住林はムードがいい。石井も先発2イニングくらいは投げられる。先手を奪い逃げ切りたい。
タウングループも社長が直々に応援に駆け付けるくらい士気が高まっている。戦力は高坂スポークスマンが豪語するほど高くなっているとは思えない。前試合で1回と2回、無死1、2塁のピンチをつくった。こんな試合をやっていたら上に行けない。投手は何枚もいるようだが、量とともに質を追求しないとベスト4の壁は厚い。
セキスイハイム不動産千葉(77)-ミサワホーム東京(84⇒86)
ミサワ東京が優勢。ここ2~3年元気がなかった古市、高橋が戻ってきた。二人とも素晴らしい打力を見せた。古市は体が大きく見えた。ただ太っただけかもしれないが、力で押すことよりも緩急を使うことが大事なことがわかってきたと理解したい。
セキスイハイムは昨年から変わっているとは思えない。当たって砕けろだ。
三菱地所ホーム(71)-グローバル住販(77⇒77.5)
グローバル住販が優勢。参加2年目、4試合目で初勝利を挙げるか。ナインのムードはいい。
地所ホームには頑張ってほしい。試合の翌日には加藤社長も出席する記者発表会がある。フラッグシップ商品の第2弾だそうだ。レベルの高い商品のその片鱗だけでもいいから野球でも見せてほしい。勝てない相手ではない。
中央ビル管理(83.8⇒83.5)-東急ホームズ(77.2)
中央ビル管理がやや優勢。清川は前試合で若さを露呈した。強打者に真っ向勝負を挑んだ。リードした藤田も悪いが、〝いなす〟技を身に着けてほしい。
東急ホームズの劣勢は否めないが、稲木-田口の〝オーバー50コンビ〟に期待したいが、田口の腰痛は大丈夫か。相手チームだって2年前までは〝出ると負け〟のチームだった。
三菱UFJ不動産販売(78⇒79)-積和不動産(78.5)
前試合でオープンハウスを撃破した三菱UFJ不動産販売は勢いがある。石本監督はこの時期になると試合をほったらかしてマグロかカツオか知らないが、釣りに出かけるのだそうだ。〝猫に鈴〟を掛ける選手はいないのか。
積和は今季初戦。戦力アップしていれば相手を一蹴するかも。
ミサワホーム神奈川(84⇒86)-積水ハウス神奈川(92)
抽選会でナインが「ミサワ東京より強い」と話したのでレーティングを引き上げた。使用直物の記者が騙されたのかもしれないが、ここは王者・積水神奈川にどこまで戦えるか。今後を占う意味で注目だ。
積水神奈川は誰が投げるのか。もう一度八木かそれとも若佐か。工藤の先発はないとみた。若佐だとミサワ神奈川に足元をすくわれないかやや心配。
日神不動産(67)-オープンハウス(84⇒82)
前試合は川崎が欠場してまさかの敗戦を喫したオープンハウスは誰が投げるのか。また川崎が欠場するようだと、このチームは急坂を転げ落ちる。
日神不動産は劣勢だが、川崎がいないオープンハウスなら戦える。
ポラス(83⇒82)-積水ハウス(82⇒80)
ポラスが優勢と見たが、エース岩瀬の仕上がりが気になる。投げられる状態でなければ危ない。清水が弱気なのも気になる。
積水は選手が揃うのか。このままでは神奈川だけでなく京葉にも負ける。奮起に期待。
リスト(82.8⇒83.5)-住友不動産販売(87⇒87.5)
面白い戦いだ。レーティングは住友が上だが、リスト打線は絶好調とみた。肉離れで離脱した杉山の穴を十分埋めている。投手は佐藤が連投になるのがやや気になる。住友の選手が揃っていれば痛打を浴びる場面も想定される。舟山の調子はどうなのか。
住友はエース伊藤の先発だろう。同じグループには野村不動産アーバンネットがいるので無敗で勝ち進み、頂上決戦をもくろんでいるはずだ。
東京建物不動産販売(78)-野村不動産アーバンネット(88.5)
野村不動産アーバンネットが優勢。ここはエース茂木が万全の態勢で臨むはずだ。打線は昨年より上なのか下なのか、見極めたい。
東建は投手難が解消されているのかどうか。いなければ惨敗のケースもありうる。
東京セキスイハイム東京(81⇒79)-エイブル(86⇒85.5)
エイブルが優勢。前試合では斎藤がつまずいたが、勝ち上がるためには斎藤は欠かせない。また先発と読んだ。どこで田口につなぐのか。理想は斎藤の完投だろう。
セキスイハイムはチームを〝建て替え〟たそうだが、まだまだ上位を狙える戦力ではないと見た。
コスモスイニシア(65)-大和ハウス工業(77⇒78)
大和ハウスが優勢。上原投手を長谷工ナインは「オープンハウスの川崎より上」と絶賛した。力で相手を牛耳るか。しかし、打線は年々下降している。
コスモスイニシアは新戦力がないようだと苦しい。