ポラス折笠
メイクス(80) 2-4 ポラス(82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
メイクス | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | ||||
ポラス | 0 | 0 | 2 | 2 | X | 4 |
ポラスが接戦を制した。エース折笠が力投し、自ら決勝打を放った。メイクスはマックス145キロの上武大エースだった橋本(22)がデビュー。球史に残りそうな快速球を投げたが、四球で自滅した。
1点を追うポラスは3回、この回から代わった相手2番手柴田投手から8番本間、9番中川が四球を選び、ここで代わった3番手橋本から1番小田切が死球で満塁と攻め立て、2番菊地の敵失と3番折笠の四球で逆転。
同点に追いつかれた5回には、3つの四球で2死満塁とし、ここで折笠が2点適時打を放ち勝ち越し。折笠は8奪三振の力投。
メイクスは惜敗。初回、先頭の仙崎が2塁打し、2番藤田の内野安打と暴投で先制。4回には、この回先頭の4番清水の2塁打をきっかけに2つの四球で満塁と攻め立て、9番尾崎の適時打で同点に追いついた。
先発の左腕吉田が2回を抑えたが、2番手の柴田が下位打線にいきなり四球を与えたのが痛かった。3番手の橋本は2回を投げ5三振を奪ったが、6つの四死球を与えた。
敗れはしたもののこのチームは間違いなく強くなる。甘く入ったが、折笠の初球ストレートをものの見事にセンター返しし同点とした尾崎はとても9番打者とは思えない。
〇飯田監督代行 折笠だけで勝った。まぐれ
〇折笠 調子はあまりよくなかったが、相手はみんな揃っている
●仲村監督 継投は予定通り
●柴田 ほら、僕がエース番号(1)。左ひじを手術しているんです(右手投げではないか。左腕吉田より上なのか。試合をぶち壊した張本人なのに試合後はケロリとしていた)
●吉田 肩? 大丈夫(2回降板)
●橋本 上武大1年のとき全日本選手権で優勝。2~4年生のときは神宮大会でベスト4。エースでした。マックスは145キロ(この日は間違いなく千葉英がデビューしたときと同じくらい130キロは出ていた。ノーコンも一緒)
●伊地智 立正大湘南出身です。インフルで検索してみてください(伊地智はインフルで試合出られなかったが、それでもチームが選抜で勝ったことが報じられている)
●(背番号3) 三浦大輔さんと同窓の高田商業高校出身です。コーチャーですが投げられます
仙崎(左=二松学舎出身)と伊地智
吉田
柴田
元ロッテ-中日の愛甲氏 メイクスの応援・指導に
愛甲氏(左)と橋本
メイクスナインと試合前話しているときだった。誰かが言った。「愛甲さんが応援してくれている」
「えっ、あのロッテの? 」さっそく隣のグラウンドにグランドのベンチに腰かけていた〝おじさん〟めがけて走った。かつてのロッテの主砲の面影は全くなかったが、確かに愛甲氏だった。
愛甲氏は横浜高校のエースからロッテに入団。投手としては活躍できず、すぐ野手に転向し、主軸として活躍。その後中日に移籍したが、プロ生活19年で通算.269の成績を残している。現役引退後は野球評論家、タレントとして活躍している。現在55歳。
愛甲氏は試合後、「橋本はいいものを持っている」と投球や打撃についていろいろアドバイスしていた。来期はリスト倉持監督とともに2人の元ロッテのプロ野球選手が監督・コーチに就任するかもしれない。
橋本